伊藤かずえ、30年連れ添った愛車シーマの姿にびっくり！「ありがとうございます！」と思わず涙…

#シーマ #ディスカバリーチャンネル #中居正広 #伊藤かずえ #日産自動車 #ドキュメンタリー 2021.12.08

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伊藤かずえの名車再生発表会が開催＆放送決定！

伊藤かずえが30年にわたり乗り続けてきた愛車である日産自動車の高級セダン「シーマタイプII リミテッド」のレストアが完了し12月7日にお披露目会が催され、その模様が動画で公開された。また、レストアの全貌についてはCS「ディスカバリーチャンネル」で来年1月31日19：30より放送される。

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「シーマ」は、高級車セドリック／グロリアのさらなる上位モデルとして1988年にデビュー。流行語大賞・銅賞を受賞した「シーマ現象」なる言葉も生まれたほどで、中居正広も愛車にしていたことで知られる。もっとも、伊藤の乗るのは、中居の乗る3代目FY33型より古い初代FY31型。走行距離は25万Kmを超える。

20年10月、「シーマ」の“1年”点検で伊藤がSNSに上げた1枚の写真が反響を呼んだのをきっかけにスタートしたのが、シーマレストアプロジェクト。日産社内での検討を経て部署を超えたチームが結成され、実現した。今年21年4月に日産のグループ会社であるオーテックジャパンに預けられ、約7ヵ月にわたるレストアが行われた。

この発表会は、取り組みを進めていく中でお披露目の機会を作れないかと伊藤から相談があり、伊藤の誕生日に執り行われたもので、動画は、銀座にあるNISSAN CROSSINGに登場する伊藤の姿ではじまる。

ベールに包まれたシーマを見て「とてもドキドキして、どんな姿なのか想像つかないのですが、この瞬間を楽しみにしてきました」と緊張の様子だ。

シーマにかけられた幕が外されアンベール！すると、当時のボディカラー塗装を再現し、まるで新車のように生まれ変わったシーマ。

「シーマがあまりにもピカピカで、新車の香りがするくらいです。びっくりです、ありがとうございます」と涙ぐみ、周囲の涙をも誘っていた。

伊藤に鍵が返却された伊藤は、免許を返納するまで、また最近免許を取った娘にも乗り継いでもらいたいと、感慨深く語った。

このシーマは、12月22日までNISSAN CROSSING（東京・銀座）で一般公開中だ。

「レストア中は夢に出てくるほどシーマと離れることが寂しいと感じていました。久しぶりにシーマに会えて、想像以上に綺麗になっており、55年生きてきて最高の誕生日プレゼントをいただきました。ぜひ、多くの皆様にも足を運んでいただき、シーマを見ていただければと思います」とコメントしている。

なお、シーマを預けてから約半年間、代車として日産の電気自動車キックスe-POWERに乗った感想については、「30年シーマに乗っていたこともあり、最初は先進技術について何もわかりませんでしたが、e-POWERはワンペダル感覚での運転がとても新鮮で快適でした」と述べた。

日産&オーテックの有志が挑戦、“当時の姿に”再生するまで

このレストアは、弱っているところだけ手当てするというポリシーの元、ハンドルやシートなど安全性に配慮しつつもできるだけ“当時の新車”に仕上げることを心がけたという。

実際に修復作業を担当したオーテックジャパンの松木は、今回のレストアについて、ドアやエンジンも外して全塗装したといい、次のようにコメントした。

「エンジンの積み込み作業は非常に気を使った作業となりました。さらに伊藤さんが気にされていたシートは新しいものを作成、シートベルトに関しては安全を評価したものを新たに協力会社に作っていただき、装着をすることができました。走行性に関しては、エアサスペンションの交換はもちろん、40年間車両評価をしているテストドライバーがチェック、調整を行い、車として非常にコンディションのいい状態になっています」

「とんでもない改造をされたシーマを夢に見た」

伊藤は、経年で塗装がはげていたところは父と自分で塗装したりするほど自分のシーマを愛しており、預けている間も、とんでもない改造をされたシーマを夢に見る日々だったという。

今回のレストアプロジェクトが評判になったことについて、伊藤は「シーマという車の人気が衰えていないことを感じました」と語る。また、手を尽くしてレストアに尽力したエンジニアや、足りない部品を寄付してくれた人たちに感謝を示しつつ、「感謝の気持ちでいっぱいです。エンジンルームも開けて見ていただきたいぐらいです」と、多くの共感を得て実現できたことに感慨深げだった。