アンジーも涙! アウンサンスーチーの半生を描いた映画のポスターが解禁
4月1日に行われたミャンマー連邦議会の補欠選挙で圧勝し、自らも当確と報じられている野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー。1991年にアジア女性としては初のノーベル平和賞を受賞するなど、同国の民主化運動指導者として活動を続ける彼女の半生を描いた映画『The lady ひき裂かれた愛』のポスタービジュアルが解禁となった。
メガホンを取ったのは『レオン』『ジャンヌ・ダルク』『フィフス・エレメント』など、ヒット作を次々と生み出してきたリュック・ベッソン。主人公のアウンサンスーチーを演じるのは『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でボンドガールを演じたほか、『グリーン・デスティニー』などに出演しているミシェル・ヨー。本作はそのヨーがレベッカ・フレインの脚本に感銘を受け、2007年にベッソンに企画を持ち込んだことが発端となり、約4年の歳月をかけて映画化が実現した。
映画は、イギリスで幸せな家庭生活を送っていたアウンサンスーチー(ミシェル・ヨー)が、母の看病のために久しぶりに祖国ビルマ(現ミャンマー)に戻るところからスタート。民主主義運動を軍事政権が武力制圧する惨状を目の当たりにし、選挙への立候補を決意した彼女が、やがて民主化運動指導者として背負うことになる、軍事独裁政権との長い闘いや、家族とひき裂かれた辛く厳しい人生を描いていく。
今年2月13日ベルリンで開催されたアムネスティ主催のCinema For Peace映画祭では、本作を鑑賞していたアンジェリーナ・ジョリーが終映直後、興奮を抑えきれずに席から立ちあがり「素晴らしい。本編中ずっと涙が止まらなかったわ。強く胸を打たれました。こんなにも素晴らしい作品を見せてくれて、本当にありがとうございます」と会場にいたベッソンとヨーに涙ながらに賛辞を送る場面も見られたという。
『The lady ひき裂かれた愛』は7月21日より角川シネマ有楽町ほかにて全国公開となる。
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