加藤夏希を「志穂美悦子以来のアクション女優」と倉田保昭が絶賛！

2012.04.09

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左から中村浩二、高島洋樹、石垣佑磨、加藤夏希、倉田保昭、中村浩二、永井正浩、辻本貴則監督

日本が世界に誇るアクションスター“和製ドラゴン”こと倉田保昭の映画出演100本目の記念作となった『レッド・ティアーズ』。この映画が4月7日に公開となり、シネマート新宿で行われた初日舞台挨拶に加藤夏希、石垣佑磨、倉田保昭、中村浩二、永井正浩、高島洋樹、辻本貴則監督が登壇した。

・『レッド・ティアーズ』初日舞台挨拶、その他の写真

吸血鬼をモチーフにしたこの映画で、物語の鍵を握る謎の美女・紗代子を演じた加藤は「無事初日を迎えられて嬉しい。すごく気持ちを込めて作った作品。現場も楽しかったので、そういう気持ちが伝われば」と挨拶。本作では果敢にアクションにも挑戦しているが、彼女のアクションについて倉田は「画（え）になる構えって難しいのに、それが様になる珍しいアクション女優。志穂美悦子さん以来じゃないか」と太鼓判を押した。

この発言に加藤は「すごく嬉しい。倉田さんは本当に紳士で、アクションシーンになってもケガのないように気を使ってくださった」とコメント。一方、加藤と恋に落ちる役どころを演じた石垣は「彼女とは10代から共演していたので、ずっと前から知っていた。だから今さら、こういう（恋愛の）お芝居には照れてしまいました（笑）」と振り返った。

また倉田は、出演作が100本目になることについて「初めて（映画に）出させてもらったときは、撮影後に『俺なんかとても俳優は無理だな』と思ったことを今でも覚えている。その男が100本出ているなんて自分でも信じられない。俺みたいな男ができるんだから、みなさんも何か目標を持って向かっていけば、絶対できますよ」と熱く語り、大きな拍手を受けていた。

最後に、本作の脚本もつとめた辻本監督は「初めに倉田さんから、女性が主人公で恋愛もあるヴァンパイアものというオーダーがあった。倉田さんとやるということは、そこにアクションも入る。そうなると、いろいろなジャンルが入ることになるので、よく批評で“ごった煮の作品”と書かれていますが、まさにそうだなと。そこをぜひ、楽しんでもらえれば」と作品をアピールしていた。