原子力発電について考える、毎年恒例の特集企画「26年目のチェルノブイリ」が4月21日から東京にある映画館・ポレポレ東中野で開催される。
4月26日は、1986年にチェルノブイリ原子力発電所の事故が起きた日。あれから26年が経ち、昨年は東京電力福島第一原子力発電所の事故も起こり、世界中で原子力発電に関する問題意識が一層高まっている。
・[動画]チェルノブイリ事故の現実をとらえた『プリピャチ』予告編
今回は、これまでと同様『ナージャの村』(97年)、『アレクセイと泉』(02年)、『祝(ほうり)の島』(10年)のアンコール上映を行うほか、28日の深夜から行うオールナイト企画では、立ち入り禁止区域にある街で生きる人々を追った『プリピャチ』(99年)、核燃料再処理施設建設計画を追い続ける加藤鉄監督による『フクシマからの風 第1章 喪失あるいは蛍』(11年)などを上映する。
26日には本橋成一監督(『ナージャの村』など)と纐纈あや監督(『祝の島』)のトークイベントも。また、併設のカフェでは関連の写真展も開催される。
数万年に渡って影響が残る原発事故。その現実と問題点について改めて考えるきっかけとなるはずだ。
「26年目のチェルノブイリ」は4月21日から5月4日まで開催される。詳しいスケジュールはポレポレ東中野の公式サイト(http://www.mmjp.or.jp/pole2/)をご覧ください。
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