人気アニメ『クレヨンしんちゃん』の記念すべき劇場版20作目となる『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』。この作品の初日舞台挨拶が4月14日にTOHOシネマズ日劇で行なわれた。
登壇したのは主題歌「少年よ 嘘をつけ!」を担当したAKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊7」の多田愛佳、仲川遥香、浦野一美、菊地あやか、小森美香、岩佐美咲と、レギュラー声優陣の矢島晶子、ならはしみき、藤原啓冶、こおろぎさとみ。そして、映画と同じくデビュー20周年を迎え、ゲスト声優をつとめたお笑い芸人のココリコ(遠藤章造・田中直樹)、土田晃之、藤井隆と、司会の羽鳥慎一アナという豪華メンバー。
シリーズ初となる宇宙を舞台にした本作は、地球の未来を左右する決断を迫られるしんのすけの活躍を壮大なスケールで描いた作品。20年間しんちゃんの声を演じている矢島は「テレビが始まったときの視聴率は4%だったので、すぐ終わると思っていたのですが、みなさんのおかげでこんなにたくさんの映画を作ることができました」と感無量な表情を見せていた。
「イケメンDEイクメン軍団」として声の出演をはたした芸歴20周年を迎える4人の芸人たちは、全員子どもがいるため家族で『クレヨンしんちゃん』を楽しんいるそうで、「この作品に参加できて光栄です」と口を揃えて感謝の意を述べた。だが、声優は難しかったらしく「田中君のデキがひどいと思っていたけれど、自分の声を聞いて吐きそうになった」と土田が語るなど、声優として臨んだ収録では、かなり苦戦を強いられた様子。
また土田は、羽鳥アナからの「20年間トップでいる秘訣は?」という質問に、「悪意があるよね。トップの奴はひな壇に座らないから」と応じて笑いを誘っていた。
一方、以前のライブイベントでしんちゃんがゲストで登場するなど、蜜月関係を築いている渡り廊下走り隊7はこの日もノリノリ。多田が「しんちゃんと同じ埼玉出身で、親しみのある作品の主題歌を歌えて嬉しい」と感情を爆発させると、メンバーのなかで一番上手いというしんちゃんのモノマネを披露。さらに「私たちはみんな、しんちゃんのお尻が好きなので、美尻自慢のユニット“渡り廊下お尻隊”を結成します!」と宣言し、会場を沸かせていた。
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