俳優1位は銃誤射で死亡者も出たアレック・ボールドウィン
検索エンジンのGoogle社が、2021年の急上昇ワードのランキングを公開、今年起きた様々な出来事を思い起こさせるもの、人々が名を連ねた。
・差別発言女優、ルーカス・フィルム解雇に保守系サイトでメッセージ
ランキングは各国ごとに異なる内容だが、総合した「すべての地域」を見てみる。
映画で第1位となったのは、11月に公開されたクロエ・ジャオ監督の『エターナルズ』。2位に『ブラック・ウィドウ』、4位に『シャン・チー/テン・リングスの伝説』とMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品がトップ5のうち3本を占めた。
真田広之や浅野忠信が活躍した『モータルコンバット』、小栗旬も出演の『ゴジラvsコング』もそれぞれ6位と9位にランクイン。配信作は5位と10位の2本のみとなった。
●映画
1位『エターナルズ』。
2位『ブラック・ウィドウ』
3位『DUNE/デューン 砂の惑星』
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4位『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
5位『レッド・ノーティス』
6位『モータルコンバット』
7位『クルエラ』
8位『ハロウィン KILLS』
9位『ゴジラvsコング』
10位『アーミー・オブ・ザ・デッド』
TV番組はトップ10で上位8本が配信サービスのコンテンツ。こちらで1位となったのは、世界的に大ブームを引き起こしたNetflixの韓国ドラマ『イカゲーム』だ。2位もNetflixで『ブリジャートン家』。3位にDisney+の『ワンダヴィジョン』、5位にDisney+『ロキ』がランクインし、映画のみならずTVドラマにも進出したMCUが人気の高さを見せた。
●TV番組
1位『イカゲーム』(Netflix)
2位『ブリジャートン家』(Netflix)
3位『ワンダヴィジョン』(Disney+)
4位『コブラ会』(Netflix)
5位『ロキ』(Disney+)
6位『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』(Netflix)
7位『Lupin/ルパン』(Netflix)
8位『ジニー&ジョージア』(Netflix)
9位『女神降臨』(韓国ドラマ)
10位『BBB 21』(ブラジルのリアリティー番組)
俳優で1位になったのは、10月に撮影現場での銃誤発射による死傷事故の当事者となった俳優のアレック・ボールドウィンだ。自身がプロデューサーも務める主演作のリハーサル中、持っていた小道具の銃が誤発射し、被弾した撮影監督が死亡、監督が負傷した。ボールドウィンは先日、事件後初めてインタビューに応じ、「私は引き金を引いていない」「今でも信じられない」と、時折り涙ぐみながら語った。2位はTV番組での共演をきっかけにキム・カーダシアンと急接近したピート・デヴィッドソン。3位はインドのスーパースター、シャールク・カーンの息子で麻薬事件で逮捕されたアリアン・カーン。
SNSなどでの差別・問題発言の数々でTVシリーズ『マンダロリアン』を解雇されたジーナ・カラーノ、セクハラで告発されたアーミー・ハマー、作品中のトランスジェンダー差別のジョークを問題視され、配信元Netflix社内で抗議のストライキも決行されたデイヴ・シャペルといった面々が名を連ねている。
10位にはマコーレー・カルキンのパートナーで、4月に第一子が誕生したブレンダ・ソング。ボールドウィンは「すべての地域」の人物部門でも1位になっている。
●俳優
1位アレック・ボールドウィン
2位ピート・デヴィッドソン
3位アリアン・カーン
4位ジーナ・カラーノ
5位アーミー・ハマー
6位カルメン・サリナス
7位Shehnaaz Gill
8位エリオット・ペイジ
9位デイヴ・シャペル
10位ブレンダ・ソング
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