ハワイを舞台に、ジョージ・クルーニー扮する仕事に没頭してきた男が、妻の事故をきっかけに予想外の出来事に直面し、人生を見つめ直す姿を描いた『ファミリー・ツリー』。この映画のトークイベントが5月10日に有楽町朝日ホールで行われ、梅宮辰夫と梅宮アンナ、そして、アンナの娘である百々果といった3世代の梅宮ファミリーが登壇した。
ハワイとは縁が深いという梅宮は、挙式も、今からおよそ40年前にハワイで挙げたそうで、妻クラウディアとの結婚当時の写真が登場すると「この写真を撮ったのは、今回の映画と同じカウアイ島の、リフエという場所にある教会です」と説明。
司会から「行かれたことは?」と振られたアンナは「カウアイ島はないんですね、1度も」と答えると、梅宮は「でもお前、このときお腹のなかにいたんだよ」と話し、アンナも「そう、らしいです(笑)。(写真のクラウディアのお腹を指して)私、ここにいたんですね。ちゃんと外に出てきてからは行ったことが1度もないので」と話していた。
その後、梅宮にとっては孫にあたる百々果が登場。『ファミリー・ツリー』に因み、家族の絆をテーマにしたフラダンスを披露した。その感想について梅宮は「よく手を覚えているなと思って感心します。全然、練習しませんからね。僕は俳優ですけど本番前はあがりますよ。(百々果は)ほとんどあがってないみたいですね」とコメント。
アンナは「4歳からやっているのでもう6年くらいになるんですけど、最初は全然できなくてね。でも、みなさんの前でこうやって踊れるようになったのが、私としては嬉しいです」と母の顔をのぞかせていた。
その後、囲み取材が行われ、ハワイで挙式を挙げたときに、すでにお腹のなかにアンナがいたという舞台上で明かした話になり、アンナが「今流行りの『授かり婚』」と話すと、梅宮は「『授かり婚』ってカッコつけてない?」と関心した様子。報道陣から「芸能界の『デキちゃった婚』の先駆けでもあるんですね」と尋ねられると、「まあそうですね(笑)。でも今みたいな刹那的なことではなくて、4年半付き合っての結果ですから」と答えていた。
さらに、百々果のフラダンスについて再度、感想を求められた梅宮は「あの子は才能があると思ってます(笑)」と話し、目を細めていた。
『ファミリー・ツリー』は5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開となる。
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