映画本編が始まる前の幕間に上映されていた2分半程度のショートアニメを長編アニメ化した『映画「紙兎ロぺ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?』。この映画が5月12日に公開初日を迎え、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に声優をつとめた篠田麻里子、バカリズム、ふかわりょう、LiLiCoと内山勇士監督、青池良輔監督が登壇した。
アフレコの感想を聞かれたバカリズムとふかわ。バカリズムが「僕らは割とコントのノリでしたよね」と話すと、ふかわは「昔から結構仲良くて、渋谷、原宿は恐いので、よく新百合ヶ丘でナンパしたりしていた」とコメント。バカリズムも「で、明け方まで誰にも声をかけることができずに、ファミレスで『なんか、ちょっと可愛い子がいなかった』と言い訳していた」と明かし、会場を沸かせていた。
また、バカリズムとふかわの2人は、アフレコで篠田と一緒になることがなかったそうで、代わりに「篠田さんの部分はずっとヘンなおっさんがやっていた」(バカリズム)と残念がっていた。これに対し篠田は「今回はバカリズムさんとふかわさんと絡めるって聞いてたので楽しみにしていたんですけど」と話すと、「私の場合は、ふかわさんとバカリズムさんの声を聞きながら入れる感じでした」と続けた。
その後、司会もつとめるLiLiCoがマスコミ向けのフォトセッション・タイムを告げるも、ふかわが突然、「長編映画って、映画化したときに、それまでのテイストを壊したり、常連さんの機嫌を損ねちゃう場合が多い。ここで改めて満足度がどうだったかをフォトセッション前に聞きたい」と熱く語り、「長編化しても今までどおり楽しめたという方は拍手を!」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
だが、あまりにも熱くなったせいか、センターににじり寄り、中央に立っていた篠田にもろかぶりとなったことをLiLiCoからたしなめられると、それでも懲りないふかわは「これは篠田さんから、ぜひとも聞いてくれと先ほど言われたので」と口から出任せ。「えっ、私?」という表情を浮かべた篠田だったが、芸能界の先輩の顔を立て、「映画の方がもっと良かったと思ってもらえると嬉しいですよね」と話を合わせると、会場に向かって「ロペの映画がすごく良かったよという方、拍手をお願いします」と呼びかけ、大きな拍手を受けていた。
『映画「紙兎ロぺ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?』は公開中。DVD『紙兎ロぺ』サードシーズン(税込2940円)も5月12日より発売中。
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