違法ドラッグや武器売買、殺人依頼…闇サイト運営者を追い詰めたのは、引退間近の“アナログ”捜査官だった!

#Amazon#アナログ#シルクロード.com ―史上最⼤の闇サイト―#テイラー・ラッセル#ドキュメンタリー#実話

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実話ベースの映画『シルクロード.com』監督コメント&場面写真

“闇のAmazon”と呼ばれ、違法ドラッグや武器売買、殺人依頼まで完全匿名で可能にした闇サイトをめぐる実話ベースの映画『シルクロード.com ―史上最⼤の闇サイト―』が2022年1月21日より公開される。このたび、テイラー・ラッセル監督のコメントと共に新しい場面写真が公開された。

・1⽇の売上げは1億円超! 闇サイト管理人を追い詰めたアナログ捜査官の執念

本作品でメガホンを執ったラッセル監督は、Netflixランキングでアメリカ国内1位を記録したドキュメンタリー番組『ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録』を始め、多くの犯罪ドキュメンタリー作品を手掛けたことで知られる。本作品の元となった実在の主人公・ロス・ウルブリヒトが逮捕されたときを次のように振り返る。

「本作品の構想は、ロス・ウルブリヒトがサンフランシスコ公共図書館で逮捕された翌日から始まり ました。僕はその時の記憶が未だに鮮明で、事件を報じた新聞のページの感触がまだ指の間に感じられますし、新聞の題字も覚えています」

また、ロスの人物像については、次のように語っている。

「この映画は、複数の相反する話によって描かれたロス・ウルブリヒトの人物描写になります。異なる情報源から生まれたロスの異なるバージョンということです。世界で一つだけの物語ですね。本作品では、ボーイスカウト、夢追い人、恋人、先見の明を持つ人物、エンジニア、“秩序を壊す”自由主義者、狂信者、教祖的存在、ペテン師、変人、親玉、首謀者であるロスが見られます。本質的には、ロスはどこにでもいる人物で、周りの人々が望んでいる人物を反映する鏡でもありました」

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制作過程についても次のように明かし、犯罪レポーター出身でもあるラッセル監督だからこそ描けた物語であったことをうかがわせる。

「ドキュメンタリーを作るかのようなアプローチを取りました。全ての報道資料や、裁判資料、直接の情報源から追える全ての噂といった歴史アーカイブから見出せる全ての情報を掘り起こしたのです。それら全てを読み、調べ、混ぜ合わせて時間を置きました。その後、その全てを投げ捨てるのです。そして、先入観なくフル回転する頭で脚本へと戻りました」

天才サイバー犯罪者 vs 引退間近のアナログ捜査官

本作品は、「Amazon.comの違法ドラッグ版」を作った犯人と引退間近のアナログ捜査官の対決を描く実話ベースの映画。

「世界を変えたい」天才的な頭脳に恵まれたロスは、自由な世界を求め、表では絶対に買えない違法物を匿名で売買できる闇サイト「シルクロード」を立ち上げた。すると瞬く間に熱狂的なブームを巻き起こしすぐに警察にマークされるが、ロスは絶対に身元がバレない強固なシステムを創り上げていた──。

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そんなロスを追う捜査官の中に、一人のはぐれ者がいた。その名はリック・ボーデン。問題行動を起こし麻薬捜査課からサイバー犯罪課へ左遷されるも、パソコンすら使えない引退間近の男だ。アナログ全開で足手まといのリックだったが、独自の捜査でロスとの接触に成功する。

リックが考えた驚愕の捜査方法とは? そしてロスとリックを待つ運命とは──?

『シルクロード.com』は、2022年1月21日より公開される。