旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜
旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜
旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜

「旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜」

東京・柿の木坂にあるデザイナー小林幹也のコンセプトショップ「IMPLEMENTS(インプリメンツ) himonya」にて、「旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜」が2022年1月30日まで開催中だ。

旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜

旭川の木製工芸品ショップ「クラフト ブラウン ショップ」の商品からセレクトした日常使いのカトラリーやインテリア小物、クリスマスやお正月それぞれのシーズンにあわせたクラフトが展示販売されており、「鏡もち」のように、パーツごとに仕上げ方法を変えるなど、いずれも、見た目から想像できない部分まで吟味して作られている。

旭川の木のクラフト展 〜ブラウンボックスからのおくりもの〜

「クラフト ブラウン ショップ(https://brownbox.jp/)」は、株式会社ドリーミィーパーソン(北海道・旭川)が経営する木製手工芸ショップ。旭川を拠点とする有数のクラフト作家の作品に出会える。工場をもたず、旭川の職人が製作するパーツを組み合わせて商品を製作しているのは、「地元旭川に需要を生みだすことが、木工技術の継承に繋がる」という代表・得永光利の考えに基づいている。

SDGsの先駆者ともいえる「旭川クラフト」

家具の街として知られる北海道・旭川で家具部品を製造していた職人たちが、その技術を活かしてオリジナル商品をつくりだしたのが、旭川クラフトのはじまりと言われる。匠の技の伝承のほか、インテリアコーディネーターやショップ、さらには一般顧客に対してもファクトリーツアーや工房体験、展示会を通じて「モノづくり」への啓発活動にも熱心に取り組んでいる。

また、製造過程で生まれる端材を「インテリア小物」「玩具」などとして活用する考え方も含め、SDGs(エスディージーズ)が声高に叫ばれる以前より、貴重な天然木への愛情やジェンダーフリーな担い手による手仕事のあたたかさを感じることができるクラフト魂が根付いていたと言っていい。

オーダーキッチンからリノベーションまで体験&相談できる

小林のコンセプトショップ「IMPLEMENTS」の名は、家の中を満たす「道具」に由来し、「暮らしを豊かにしてくれる道具を使い手であるお客さまにお届けしたい」という思いがこめられている。オリジナル家具の他、小林がデザインした他メーカー(カリモク家具、冨士ファニチア、天童木工、マスターウォール匠工芸)などの家具のほか、大治将典デザインの食器など、素材感豊かな日用品も取り揃える。

小林幹也

また、IMPLEMENTS himonya店内は、NUURA、LE KLINT、SANTA&COLEなど海外メーカーの照明器具と共に住空間での光をイメージできるコーディネートが施され、専門スタッフがオーダーキッチンや壁面収納、リノベーション、造作家具の相談も受け付ける。

巣ごもりでインテリアやライフスタイルを見直すなら、ぜひいちど足を運んで家族で体験し、相談したい。(文:fy7d)

[IMPLEMENTS himonya]
●東京都目黒区碑文谷5-29-8モナーク柿の木坂1F
●TEL:03-5726-9077
●営業時間:11:00〜19:00
●定休日:毎週 月、火(臨時休業あり)
●アクセス:「学芸大学」駅下車西口より徒歩12分