ジェームズ・キャメロンやクエンティン・タランティーノらが絶賛するなど、世界中から注目を浴びている『BLOOD』シリーズ最新作『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』。このアニメ映画の完成披露試写会が5月21日になかのZEROホールで行われ、主人公・小夜の声を演じる水樹奈々と、劇場版オリジナルキャラクター柊真奈を演じる橋本愛、塩谷直義監督が登壇した。
・水樹奈々が『劇場版BLOOD-C』の主題歌をサプライズで初披露しファン興奮!
1144人の超満員のファンが会場を埋め尽くすなか、声を演じた小夜について水樹は「見た目はすごく可愛くて、テレビシリーズだと歌とか歌っちゃうようなホンワカした可愛らしい女の子だったんですけど、今回の劇場版では野獣化していて、本能のままに戦っています」とコメント。
本作が声優初挑戦となる橋本は「オリジナルキャラクターなのでテレビシリーズからファンの方々には、もしかしたら受け入れがたいのではないかなと思っていたんですけど、すごく可愛らしくて、誰からも好かれるいい性格をしているので、みなさんには好感を持っていただけると思います」と話した。
この日は完成版が世界で初上映される特別な日。塩谷監督は「今朝の5時に完成したので、スタッフ以外ではみなさんが見るのが初めて」とできたてホヤホヤなことを告白。まだ完成版を見ていないという水樹は「(完成版の)1つ手前のバージョンをチラッと見させていただきましたが、それでもすごかったので今日は楽しみ」と期待を寄せると、橋本は「私は声を入れた後、何も見させていただいていないので楽しみです」と明かし笑いを誘っていた。
また水樹は、テレビシリーズに続き本作でも主題歌を担当。自らが書き下ろした歌詞について「小夜は長い時間のなかでいろいろと傷つけられ、人を信じられない状況になることもありましたが、どこかで愛を求めていて、明るい未来を信じているという強い決意もあったと思う。それを歌に込められたらと思って作りました」と、その思いを口にした。
最後は、「文人〜!」というかけ声と共に水樹が刀を振り下ろすと同時に6.5メートルの垂れ幕が降りてくる幕開きが行われ、間近で水樹の男前な姿を見た橋本は「打ち合わせではどうなるんだろうと思っていたんですけど格好良かったです」とコメント。塩谷監督も「格好良かったです」と感想を述べると、「僕は、死ぬなら水樹さんに斬られたい」と続け、会場を沸かせていた。
『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』は6月2日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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