鏡に向かってその名を呼ぶと現れる! 都市伝説の裏に隠された殺人鬼の悲劇的な過去
#キャンディマン#クライヴ・バーカー#ゲット・アウト#ジョーダン・ピール#テヨナ・パリス#ニア・ダコスタ#ホラー#ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
アフリカ系女性監督作としては初の全米映画ランキング初登場1位を記録!
『ゲット・アウト』(17年)のジョーダン・ピール製作最新ホラー『キャンディマン』が、2022年3月2日にブルーレイ&DVDリリースされる。
・甘い血を求めて集う無数の蜂、そしてかぎづめの殺人鬼!「その名を5回唱えると死ぬ」都市伝説の悪夢
『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピールが製作・脚本を担当。都市伝説「鏡に向かってその名を5回唱えると死ぬ」という設定で人々を夢中にさせた人気ホラー『キャンディマン』(92年)をアップデートし、現代に語り継いだ。
監督は、次回作マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品『The Marvels(原題)』にアフリカ系女性監督として初めて、さらに最年少で抜擢されたニア・ダコスタ。北米興収ランキングでアフリカ系女性監督が手掛けた作品が初登場1位を飾るのは、本作品が初めて。また、普段はあまりホラー映画を見ない観客たちの動員がランキング1位の達成につながったと分析されている。
シリーズ化もされたオリジナル版から時を経て、現代風にアレンジし、新たな視点で描かれた本作品は、本国の評論家より「オープニングから心を奪われた」「鏡を駆使した素晴らしいカメラワークで観客に恐怖を植え付けた」「新たなホラークラシックの誕生だ」と絶賛の声が上がった。批評を集積するサイトRottenn Tomatoesでは、批評家の84%から好意的評価を得ており、単なる“リメイク”や“ホラー映画”といった枠にとらわれないヒット作となった。
忌まわしい都市伝説は、その古びた公営住宅のように朽ちながらも、果てることなく現代に語り継がれる。シカゴに現存した公営住宅「カブリーニ=グリーン」地区界隈では、鏡に向かって5回その名を唱えると、蜂の大群を従えた殺人⻤が現れ、“右手の鋭利なフックで体を切り裂かれる”という怪談めいた都市伝説が語り継がれていた。
老朽化した最後のタワーが取り壊されてから10年後の現代、恋人とともに新設された高級コンドミニアムに引っ越してきたヴィジュアルアーティストのアンソニーは、創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探求していたところ、公営住宅の元住人だという老人から、その都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を聞かされる。アンソニーは恐ろしくも複雑な過去への扉を開いてしまったのだ。
主人公のアンソニーを演じるのは、『アクアマン』(18年)でブラックマンタ役を演じ、ジョーダン・ピール監督の『アス』(19年)にも出演、『マトリックス レザレクションズ』(21年)が控えるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。アンソニーを支える恋人ブリアナには、ドラマ『ワンダヴィジョン』でも話題のテヨナ・パリスが扮している。
『キャンディマン』は2022年3月2日にブルーレイ&DVDリリース。
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