賞レースを席巻中の新作のミュージカル映画『シラノ』より、ポスタービジュアルが解禁された。
名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を映画化!
本作は、897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化・ミュージカル化されている名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を映画化したロマンティックミュージカル。いつの時代も人々が共感し、感動の涙を誘い、愛され続けている不朽の物語を『プライドと偏見』(05年)、『つぐない』(07年)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(17年)のジョー・ライト監督が壮大なスケールで再構築した。
物語の舞台は17世紀フランス。剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士シラノは、仲間たちからも絶大なる信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、思いを寄せるロクサーヌに、心に秘めた気持ちをずっと告げることができない。そんな胸の内を知らないロクサーヌはシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンに惹かれ、こともあろうにシラノに恋の仲立ちをお願いする。複雑な気持ちを抱えながらも、愛する人の願いを叶えようとするシラノは、あふれる愛情を言葉で表現する才能がないクリスチャンに代わって、自身の思いを文字に込めて、ロクサーヌへのラブレターを書くことに。はたして、3人が求める純真な愛の行方は…、というストーリーが展開される。
先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)の主要2部門にノミネート。その他、第26回サテライト賞では「作品賞(コメディ/ミュージカル)・主演男優賞(コメディ/ミュージカル)・衣装デザイン賞」などの主要部門、ハリウッド映画批評家協会賞では「主演男優賞、主題歌賞、コメディ/ミュージカル映画賞」、ラスベガス映画批評家協会賞では「主演男優賞、主題歌賞、脚色賞」にノミネートしている。また、デトロイト映画批評家協会賞では、作品賞・主演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)の見事主要部門を受賞。米映画批評サイト「RottenTomatoes」では、徐々にレビュー数が増えるにつれて評価も上昇している。
今回は、はかなくも美しい純愛三角関係を彷彿させる本作のポスタービジュアルが到着。本作のキーとなる手紙が舞う背景には、ヘイリー・ベネット演じる華やかなドレスを身にまとった美しいロクサーヌが中央に。その後ろには、身長132センチのピーター・ディンクレイジ演じる主人公・シラノと、その胸の内を知らないロクサーヌが恋に落ちる青年クリスチャンが写っています。彼らの眼差しからはこの物語で描かれる複雑な心情が垣間見え、美しくもはかない“三角関係”を彷彿とさせる印象的なビジュアルだ。はたして、3人が求める純真な愛の行方はどうなっていくのか。期待が高まる仕上がりとなっている。
『シラノ』は2022年2月25日より全国公開。
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