ポケモン映画15周年記念作となる『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」』。この映画の公開アフレコが6月4日にアバコスタジオで行われ、声優をつとめる高橋克実、中川翔子、山寺宏一、夏菜、ローラ、湯山邦彦監督が登壇した。
キュレム役を演じる高橋は「アニメのアフレコは今まで人間ではあるけれど、怪獣は初めて。口が動かないから、叫び声で表現するのにとても苦労しました」と挨拶。中川は「なんと、ポケモン6年連続ゲスト声優出演、そして15周年アニバーサリーの映画に、今年でデビュー10周年、ギザ10! もう最高のプレゼント、我が人生、生涯最大の最高のビッグバンが起こりました」とコメント。
15年連続ゲスト出演中の山寺は「毎回、出させていただいているのにゲスト声優って名前で本当にすみません。これで今年出られなかったら、自分に何かがあったんだろうってことになりますから、無事に出られてよかったです」と語り、短編のナレーションを担当する夏菜は「私自身ポケモン世代。ランドセルを背負って、帰り道は友だちとポケモンの歌を歌いながら帰るような小学生時代を送っていたので、まさか自分がナレーションをやる日が来るなんて思ってなかった」と話した。
また、主題歌のほか、マリン役として声優をつとめるローラは「主題歌を歌うことになったんだけど、イメージが違う感じで歌ってみたの。だから楽しみにしててね、ハーイ!」とらしく挨拶した。
その後、質疑応答が行われ、10月に初めて子どもが誕生する高橋は「まもなく、見せたいお子さんが生まれますが」という質問に「でも、間に合わないですよね。7月公開ですから」と回答。後でDVDになったときに「お子さんにパパだよって言いたくなるのでは?」と突っ込まれると、笑いながら「そうでしょうかね」とはぐらかしていた。
一方、この子どもネタに反応し「出産したーい!」と声を上げたのは中川。「今すぐ。子どもがいたらいいのになと思いますよね」と語り、結婚についてはいろいろと段階を踏まなければとしたものの「でも、いつも妄想してます。我が肉体は滅びても映画のなかに声は残る。いつか子どもに『ママがケルディオなんだよ』と(伝える)。そんなことを妄想しながらアフレコさせていただいてます。だから、まだまだ死ねないと思います」と話した。
ローラは「主題歌を誰に聞いてほしい?」という質問に、「家族にも、小さい子にも、恋人たちにも聞いてほしいし、いろんな人」と回答。「あの方(有田哲平)にも聞いてほしいですか?」と突っ込まれると、笑いながら「別にー」と答え報道陣を笑わせると、「やっぱりお友だちですか?」という問いかけには、「お友だちだよ、100%付き合ってないよ」と強調していた。
『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」』は7月14日より全国公開となる。
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