永井豪の原作コミックを実写映画化した『けっこう仮面 新生(リボーン)』。6月2日より1週間限定で公開中のこの映画の舞台挨拶が6月4日に銀座シネパトスで行われ、希志あいの、戸田れい、笠木望監督、脚本の小松公典が登壇した。
仕置き教師たちから辱めを受けているスパルタ学園の女生徒・高橋真弓役を演じた希志は、撮影時の意気込みを聞かれ、「撮影前に予習のためにDVDを借りようと思ったら、全部借りられていました」と苦笑い。だが、『新生(リボーン)』とタイトルに付いていることもあり、見られなかったことが逆に良かったのではないかと笑顔を見せた。
一方、戸田は撮影前に行った本読みについて「行ってみたら、本読みではなく立ち稽古でした。本1冊をその場で演じた」と振り返ると、さらに「監督からは『パワーのある綾波レイみたいに』と言われたんですけど、パワーがあったら綾波レイじゃないし、難しくて、家に帰ってすごく考えましたが、自分でも納得のいく芝居ができたと思います」と役作りに悩んだエピソードを披露した。
また、「永井作品には並々ならぬ思い入れがある」という笠木監督は「アメコミのようにダイナミックで、永井先生は世界に誇れる人です」と原作者に敬意を表し、希志は「私たちのセーラー服姿も見ていただければ」と映画の見どころをアピールした。
その後、劇場の外で囲み取材が行われ、希志は自身の演じた役について「けっこう仮面の役を演じていると間違えられるんですけど、私の役はけっこう仮面に助けられる役」と強調。そのけっこう仮面とは、仮面以外は何も身に付けていないという衣装の都合上、本番以外ではなかなか会えなかったそうで、それだけに「会えたときは喜びがあった」と戸田と2人で口を合わせていた。
さらに、希志と戸田は愛し合う役だったことから、戸田が「(希志から)すごく触られた」と明かすと、希志は「乳をまさぐりました!」と話し、報道陣を興奮させていた。
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