永山瑛太、玉城ティナ、前田敦子ら5人の俳優が監督に挑戦! 目標は国際映画祭グランプリ
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主演を務めた役所広司が監督としての永山を絶賛
5人の俳優がショートフィルムを監督するプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム2』が、2022年2月6日にWOWOWで放送・配信される。同プロジェクトの永山瑛太監督作『ありがとう』の詳細が明らかになり、合わせてポスター・ビジュアルと場面写真が解禁された。
・役所広司が死に場所を求める男を演じる『ありがとう』の場面写真はこちら
WOWOWが開局30周年を記念して行ったプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリを目指すというものだ。
多くの反響を受け、同プロジェクトの第2弾実施が決定。今回は青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子と錚々たる豪華俳優陣5名が監督に挑む。
各作品の主演には、青柳監督作に村上虹郎、玉城監督作に琉花と奥平大兼(W主演)、千葉監督作は千葉自ら主演も務め、伊藤沙莉とW主演、そして永山監督作に役所広司、前田監督作に柳英里紗と三浦貴大(W主演)と多彩な俳優陣が集結した。
今回、永山が監督・脚本を務め、役所が主演を務めるショートフィルム『ありがとう』の作品詳細が明らかになった。役所が演じるのは、家族から離れ死に場所を求めさまよう男。癒してくれるはずのマッサージ嬢からも逃げ出し、奥深い山へとはいっていく男は、そこで奇妙な狩猟者の若者に出会う…。
男(役所)が立ち寄った風俗のマッサージ嬢に橋本マナミ、そして山奥で暮らす狩猟者の男にサバイバル登山家として知られる服部文祥を迎え、永山自身も狩猟者の1人として劇中に登場する。
合わせて解禁となったポスタービジュアルには、主人公の男の姿が。どのような感情なのか、一概には汲み取れない表情をしているが、どこか心の奥に深い葛藤を抱えているかのように見える。顔には傷を負い、洋服は水に濡れているが、一体何があったのか。一度は生きることを諦めた男の行く末に想像が膨らみ、印象に強く残るビジュアルとなっている。
役所が監督、永山が出演した『ガマの油』(08年)から10年以上。今回は監督・出演が逆転してのショートフィルム制作だが、役所は「現場の温度感を感じながら決断力もあり、監督として素晴らしかった」と太鼓判を押す。それに対し永山監督は「役所さんに委ねながら、僕はそこに生まれる空気感とリズムを大切にして撮影を進めていきました」と語り、厚い信頼関係のもとで現場が進行していたことがうかがえる。
『アクターズ・ショート・フィルム2』は2022年2月6日にWOWOWで放送・配信される。
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