過去に3度映画化され、そのたびに大ヒットを記録した『海猿』。そのシリーズ最新作となる『BRAVE HEARTS 海猿』の完成披露舞台挨拶が6月19日に東京国際フォーラムで行われ、キャストの伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎、羽住英一郎監督が登壇した。
・『BRAVE HEARTS 海猿』完成披露舞台挨拶、その他の写真
キャストが登場すると、待ちに待った4000人の海猿ファンからは一斉に大歓声が沸き起こった。熱烈な握手攻めに合いながら勢揃いすると横一列になり海のように大きなブルーカーペットを歩く9人。壇上に上がった伊藤はマイクを握るも「すみません」と声を詰まらせ「柄にもなくちょっと感動してしまいました。待っていてくれてありがとうございます」と涙ぐんだ。
主人公で海上保安庁特殊救難隊の仙崎大輔を演じる伊藤は「10年もの間ファンのみなさんに支えられ、愛され、ようやく仙崎が特殊救難隊の制服に袖を通させていただきました。みなさんのおかげです」と感無量。「これだけ愛される作品に巡り会えて、演じさせていただいた」と幸せを噛み締めた。
しかし、作中でバディ(相棒)となる吉岡哲也を演じた佐藤に対しては「今回ものすごく活躍するんですけど、そのあたりは全面的にカットしたい」とジョークでいじり、当の佐藤は「ええ!?」と驚きの顔。仲良く話す2人の横で、加藤は「今日はあいにくの天気ですが、みなさんの顔を見て、声を聞いて、この作品が愛されている作品なんだなあと思います」と感慨深く語った。
その佐藤は「前作は『THE LAST MESSAGE 海猿』と思いっきり“最後”と銘打ってましたけど、みなさんの後押しがあってこの場に立たせてもらってます」と感謝のメッセージ。伊藤から「舞台挨拶なので金髪にしてみました」とちょっかいを出されながらも「撮影は過酷ではありましたけど、思いっきり海のなかに突っ込んでいったので充実感がいっぱいです」と爽やかな笑顔で語った。
ジャンボジェット機が海上着陸するという原作でも最悪の事故を映像化するために、実寸大のセットが組まれた撮影現場は水との戦いの日々だったという。吉岡の恋人・美香役で出演する仲は「現場に入る前に1時間くらいメイクをするんですけど、カメラテストに行くと『水に浸かってください』って。メイクが全部落ちて、さっきの1時間はなんだったのということも、たくさんありました」と振り返った。
前作から引き続いての登場となる三浦は「ただいま!」と満場の観客に挨拶。その後、伊藤に促され「ただいま〜!」と武田鉄矢風のモノマネを披露し照れ笑い。そんな後輩に“ムチャぶり”する伊藤に、伊原は「伊藤が涙するのも本当にわかります。そんな映画に自分も参加できて本当に幸せ」と語りながら「伊藤はみんなを引っ張っていき、時々無理な笑いを起こし、後輩たちに悪ふざけを強要し、現場はとても楽しいものでした」と会場の笑いを誘っていた。
『BRAVE HEARTS 海猿』は7月13日より全国東宝系にて公開となる。
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