広末涼子の手作り弁当に香取慎吾「なにこれ！すごい！おいしー！」と感激！

2012.06.30

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ダメ犬のまさお君と売れない芸人の松本君が巻き起こす笑いと涙の物語『LOVE まさお君が行く！』。この映画が6月23日に公開となり、新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に香取慎吾、広末涼子、成海璃子、光石研、木下隆行（TKO）、大久保佳代子（オアシズ）、大谷健太郎監督と犬のまさお君が登壇した。

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香取は「いよいよ公開ということで、この日を待っていました。この映画でたくさんの笑顔が日本中に溢れるといいなという思いでいます」と挨拶。広末は「去年の震災を経て、たくさんの悲しみや不安、心配がある世の中だからこそ、こういう元気で明るい、楽しくて真っ直ぐな映画が必要だと思います」と話した。

成海は「すごく元気になれる映画、たくさんの人に見てもらえたら」と作品をアピールし、光石も「本当にいい映画ですので、宣伝してやってください」とコメント。

そうしたなか木下は「広末涼子さんのお兄さん役ということで、クレームは一切受け付けておりません」と話し笑いを誘うと、木下の妻役を演じた大久保は「私はドラマでもコントでも、夫婦役などの役柄になると、大体（共演者を）好きになるのですが、今回は大丈夫でした」と語り、会場を沸かせていた。

また、劇中で売れない芸人・松本君の人気が少しずつ上昇していることに触れ、司会からは売れるために努力したことを尋ねる質問が。だが香取は「売れるため？」とピンと来ない様子で、「ずっとスターですからね」と司会から突っ込まれると、「いやいやいや」と謙遜しながらも、「まあ、ずっとスターなんですけど」と認め、木下からは「やめなさい、周りが言うてもいいですけど本人はダメです」と突っ込まれていた。

そんな香取の答えが「やっぱり、応援してくださってるみなさんの顔を常に忘れないことです」という正統派スターらしいもの。これには会場から拍手が起こったが、そこは香取。「この映画の主題歌である前田敦子さんが歌う『君は僕だ』という思いでいます。君は僕であって、僕は君です」と続け、木下から「意味わからん！」と突っ込まれながらも、「これからもっともっと売れたいです」とどん欲に語り、会場をさらなる笑いに包んでいた。

一方、同じ質問に広末は「今のスピーチを聞いて勉強になりました。香取さんを見習って、私も君は僕だ。私はあなたです。そういう気持ちです」と語った。

この日は、その広末から香取にサプライズで手作り弁当がプレゼントされた。それをほお張りながら香取は「なにこれ！すごい！おいしー！」と感激した様子。「昨日の夜から仕込みました」と話す広末に「ありがとうー！」とお礼の気持ちを伝えると、「チョー嬉しいじゃないですか、広末涼子ですよ。良かった、今日まで頑張ってきて」と満面の笑顔を浮かべていた。