『アバター』でグレイス・オーガスティン博士を演じたシガニー・ウィーバーが、続編となる2と3、そして4の計3本分を全て一緒に撮影することになったと明らかにした。
・[動画]『アバター』ジャパンプレミア/ジェームズ・キャメロン監督ほか
1作目で死んだと思われていたオーガスティン博士であるが、なんと続編にて復活。Showbiz 411.comによると、この秋から撮影が開始される予定となっているが、ウィーバー自身も撮影時期が一体どのくらいかかるのか今の段階ではわ分からないとのことで、「私は、ただ現場に行くだけよ」とウィーバーは話している。
2009年に公開された『アバター』は一大ブームを巻き起こし、世界興行収入は約28億ドルという現在不動の1位を記録した作品。既に『アバター2』が2014年12月、『アバター3』が2015年12月の公開予定であると発表されており、多くのファンがその公開を待ち望んでいるところだ。
5月、監督のジェームズ・キャメロンはニューヨークタイムズ紙に「私は今『アバター』の仕事だけに従事しています。それだけです。『アバター2』、『アバター3』そしておそらく『アバター4』を製作する予定でいます。今は他人の映画をプロデュースするつもりもないですし、それらの台本にも興味がないんです」と話していた。
さらに、「そういう風に言うと、動きが少し制限されているように聞こえるかもしれないけど、『アバター』の作り出す世界観のなかで、現在の世界情勢やそれに対して私たちがしなければいけないことすべてを、僕は作品を通じて伝えることができるんです」と、作品中にすべてのメッセージを込めていることも付け加えている。
果たして、今後の『アバター』はどのような展開を見せるのか、また続編のどれかが新たに世界興行収入の記録を塗り替えることができるのか。色々な意味で目が離せない作品であることは間違いなさそうだ。(文:Masami Shimura/London)
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