7月5日にユナイテッド・シネマズ豊洲で『ヘルタースケルター』のジャパンプレミアが行われ、大森南朋、綾野剛、水原希子、新井浩文、蜷川実花監督が舞台挨拶を行った。
蜷川監督の現場は独特かと尋ねられた大森は「何が変わっているかって言ったら、やっぱり結構強烈な女優が集まっていたこと」と回答。男性キャストのなかで唯一、沢尻エリカ、寺島しのぶ、桃井かおりの3女優と絡んだ新井は「基本的に女優さんと絡むときは男性は気を使うものなんですけど、あのクラスが3人となると、そりゃ気を使います(笑)。だから現場が終わるとすぐ、タバコを吸いに逃げてました」と振り返った。
また、撮影初日がいきなり沢尻との大胆な絡みシーンだったという綾野は「ただでさえ、(新井ら)先輩たちが気を使うと言っているのに、初日が性的描写のシーンで、随分、サディスティックなスケジュールだなと思った」と苦笑いを浮かべた。
その沢尻だが、この日は前日に発表があったように体調不良のため欠席。代わりに手紙が読み上げられた。その手紙で沢尻は「今日は、この場にいれなくって本当にごめんなさい」と急きょ欠席したことを謝罪すると、「早くみんなに会えるよう公開に向け気持ちを立て直して頑張ります」と結んだ。
そんな沢尻と共演した感想について新井は「共演する前から素敵な女優さんだなって思っていたので、まず楽しみだった」とコメント。水原は「すごく優しくて、妹分みたいな感じでよく可愛がってくれていた。ここに来られないのはすごい残念ですけど、思い出もたくさんあるので、全然いいんじゃないかなって思っちゃうんですけど」と話し、大森は「早く元気になって帰って来てほしいです」とエールを送った。
一方、蜷川監督は沢尻を主演のりりこ役にキャスティングしたことについて「何度考えても沢尻エリカしかいないと思っていたし、撮り終えた後の今も、この役をやれるのは彼女しかいなかったと心の底から思える」と話すと、「(沢尻が)精神状態を崩してしまうこともわかるような熱量と魂がフィルムに焼き付いていると思うので、そこを見ていただきたい」とアピール。
さらに、この日の昼に沢尻と電話で話したことを明かすと「14日に向けて(体調を)整えるのでと言っていたので、劇場でちゃんと会えるのを楽しみに待ってます」と話し、初日の舞台挨拶には顔を出す可能性があることをほのめかしていた。
『ヘルタースケルター』は7月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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