人間になることよりも人間を守ることを選んだ…劇場版『映画 妖怪人間ベム』
KAT-TUNの亀梨和也主演で2011年に実写ドラマ化されたのち、映画化された劇場版『映画 妖怪人間ベム』が映像配信サービスdTVで配信を開始した。
本作品の主役=ベム、ベラ、ベロは、普段は人間風の姿をしているものの、昂揚すると醜い姿に変身してしまう妖怪人間。「はやく人間になりたい」という有名なセリフがある通り、3人が「正しい人を助け、悪を倒すことでいつの日か人間になれる」という信念のもとに各地を巡り、怪物や犯罪者を成敗する。
もっとも、人間たちを守るべく戦いつつも正体を明かすことができず、その異形ゆえに恐れられることもしばしば。「正義とは何か」を訴えかけるシビアな作風とダークな世界観で人気を博し、実写映画のほか、19年には新作アニメも製作され、時代を超えて愛されてきた。
実写ドラマでは、ベムを亀梨、ベラを杏、ベロを鈴木福が演じたほか、ベムたちに協力する夏目刑事役に北村一輝、敵となる「名前の無い男」役に柄本明など、豪華キャストも大きな話題となった。
アニメのシリアスな設定を踏襲しながら、スタイリッシュなビジュアルと現代を舞台にした描写に脚色を加え、コメディ要素も含みながら、悲劇的な運命を背負った妖怪人間たちが人間との交流によって愛に目覚めていくという重厚なシナリオが支持され、最高視聴率は18.9%を記録。『映画 妖怪人間ベム』は、ドラマ版で「人間になるよりも、人間を守って生きていく」ことを選んだ彼らのその後を、よりスケールアップして描いた劇場版だ。
流浪の旅を続ける3人は、製薬会社の社員が次々に襲われる怪事件に遭遇。そこで出会った家族が抱える大きな秘密、その裏に隠された巨大な陰謀に立ち向かっていく。
無表情の中に優しさと強い意思を隠し持つベムをクールに演じる亀梨は、激しいアクションも披露。 CGも駆使したバトルシーンにも注目だ。
妖怪人間たちが新薬開発の背後にある巨大陰謀に迫る!
本作品は、伝説のTVアニメ『妖怪人間ベム』の物語・世界観を現代的に再構築し、実写映像化した連続ドラマの続編となる劇場版。監督は、『青くて痛くて脆い』の狩山俊輔。
永遠の命を持つ妖怪人間ベム(亀梨)、ベラ(杏)、ベロ(鈴木)。人間になる方法を探し求め、あてどない旅を続ける3人がたどり着いた街では、謎の連続殺人が勃発していた。被害者はすべて大手製薬会社の社員。そして事件現場には巨大な爪跡。果たして犯人の正体は? その目的は? 新薬開発の背後にある巨大な陰謀とは!?
劇場版『映画 妖怪人間ベム』は、動画配信サービスdTVで配信中。
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