子離れはできても孫離れはできない梅宮辰夫、「孫のために生きている」と爺バカぶり発揮

アフレコ中の梅宮辰夫
アフレコ中の梅宮辰夫
アフレコ中の梅宮辰夫
『デンジャラス・ラン』
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オスカー俳優デンゼル・ワシントンが悪役を演じた『デンジャラス・ラン』のCMナレーションを梅宮辰夫がつとめることとなり、7月24日にアバコスタジオで公開収録が行われた。

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かつては悪役キャラで名を売った梅宮だが、近年はすっかり子煩悩で優しいイメージが定着。だがこの日はかつてのスゴみを復活させ、ドスの利いた声を披露していた。その感想を聞かれた梅宮は「昔は映画で悪い役もやっていたので郷愁を感じました。またこういう悪い役も演じてみたい」と意欲的。「デンゼル・ワシントンが演じた役とは比べものにならないくらいの小悪党ですが、昔はヒモ役など女性を食い物にする役を多く演じていました」と遠い目をしていた。

また、映画にちなみ実際にデンジャラスな体験をしたことがあるかという質問には「役者が地方に行ったときに、キャバレーなんかの舞台に出て歌ったりするアルバイトがあったのですが、出演時に土地の人に挨拶するしきたりを知らなくて、連れ出されてお説教を食らいました。先輩も絞られたことがある人だったので。その時は青くなりました」と思い出のエピソードを語ってくれた。

その後、3ヵ条のデンジャラス宣言をした梅宮。「役者として悪の魅力を伝える」には「望むところです」とすぐに同意し、次の「料理が上手いだけの自分は卒業します」には渋々同意。だが、最後の「娘や孫となれ合わない」には「子離れはしたい、望むところです」と同意する一方、「孫離れはできません」とキッパリ。その後の囲み取材でも「僕は今、孫のために生きているようなもんだから」と目を細め、デンジャラスとはほど遠い良きおじいちゃんぶりを発揮していた。

『デンジャラス・ラン』は9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国公開される。

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