発売以来、シリーズ累計280万部を突破する人気シリーズ「図書館戦争」が、アニメ映画化に続き、主演に岡田准一、ヒロインに榮倉奈々を迎え、実写映画化されることがわかった。
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同作は、「阪急電車」「フリーター、家を買う。」などで知られる作家・有川浩が書き下ろした本編シリーズ4巻と外伝2巻の計6巻に及ぶシリーズ作品。舞台は2019年。検閲が法律によって認められた近未来の日本で、武力行使さえ許される不当な検閲から“本”を守る自衛組織「図書隊」隊員たちによる命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤と新米女性隊員・笠原郁の恋愛を綴った作品だ。
岡田が演じるのは、この鬼教官・堂上で、榮倉が新米女性隊員・笠原に扮する。メガホンをとるのは、『砂時計』(08年)、『GANTZ』2部作(11年)の佐藤信介監督。恋愛映画からアクション大作まで幅広いジャンルで映画をヒットに導いてきた佐藤監督が、初共演となる2人による“ツンデレラブストーリー”を、どう料理するかにも注目だ。
本作について岡田は「大人気シリーズの原作の映画化ということで原作ファンの母にも喜んでもらえると思います。佐藤監督をはじめとするスタッフの皆様、そして初共演となる榮倉奈々さんをはじめとするキャストの皆様と、原作者の有川浩さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう撮影に臨みたいと思います」とコメント。
原作を読んだという榮倉は「SFファンタジーのなかで描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。いつしか本当に図書館戦争のような組織があるのではないかと思ってしまうくらい日常に馴染む、不思議な感覚でした」と感想を述べると、「ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。
『図書館戦争』は今年10月にクランクイン。2013年GWに公開予定だ。
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