ライオンのアレックスやシマウマのマーティらが繰り広げる珍道中を描いた人気アニメシリーズ第3弾となる『マダガスカル3』。この映画が8月1日に公開となり、新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に日本語版の吹き替えを担当した玉木宏、柳沢慎吾、岡田義徳、高島礼子、小木博明(おぎやはぎ)、矢作兼(おぎやはぎ)が登壇した。
アレックスの声を担当した玉木は「僕のなかではこのシリーズの最高傑作。いかがだったでしょうか?」と観客に呼びかけ大きな拍手を受けると「3Dで見る価値のある映画だと思っています」とコメント。マーティ役の柳沢は、今や恒例となった「いい夢見ろよ!」の決めゼリフを披露し、こちらも大きな拍手を浴びていた。
演出で、観客全員がレインボーカラーのアフロのヅラをかぶっている様子を目の当たりにしたメルマン役の岡田は「ここ(舞台)から見てもらいたい。すごい面白いんですよ」と客席いっぱいに広がったレインボーカラーを満喫した様子。グロリア役の高島は「『マダガスカル』チームに入れて心から良かったなと思います。グロリアの役をゲットできたことを感謝しています」と話した。
シリーズ最高傑作との呼び声も高い本作。見どころについて玉木は「アレックスはリーダーらしさがより出てきた回だったので、そういう意味では『1』『2』の頃よりもしっかりしようという意識でアフレコをしていました」とコメント。
3Dがお気に入りだという柳沢は「(3Dを)初めて見たんです。すごかったですね。魚がパチャパチャパチャと跳ぶじゃない」と身振り手振りを交えて話し始めるも、おぎやはぎの2人から「何言っているかわからない。全部、擬音じゃないですか」と突っ込まれていた。
また今回、サーカスのクマと恋に落ちるキング・ジュリアン(キツネザル)の声を担当した小木は「キング・ジュリアンのアフレコは素でやっている感じ。今回、キング・ジュリアンが大きなクマに恋をしますが、僕もプライベートでは結構、『オマエ、そこいくか!』っていう女性を選んじゃう」とブス専であることを告白。「演じていて人ごととは思えない感じがした」と話した。
そんな小木の話を受け「小木の歴代彼女も全部知っていますから」という矢作は「小木は自分に共通する部分があるって言っていましたが、今回、クマにあまり相手にされていない。実は小木は自分のことを相手にしてくれない人は全然好きじゃない。自分のことを『好きだ好きだ』と言ってくる人としか付き合ったことがないので、その辺は訂正させていただきます」と話していた。
さらに、この日はスペシャルゲストとして、5月に生まれたばかりという赤ちゃんライオンのアレックスが登場。登壇者たちは口々に「かわいい」を連発! アレックスを演じた玉木も大喜びをしていた。
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