夜な夜な動き出す理科室の人体模型と骨格標本──真夜中の学校で起きる騒動を描いた独創的なアニメーション映画『放課後ミッドナイターズ』の特別トークショーが8月11日に横浜バルク13で行われ、主題歌「Re: myend!」を担当するガールズバンド・ねごとの蒼山幸子、沙田瑞紀、藤咲佑、澤村小夜子と竹清仁監督が登壇した。
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トークショーの前には映画の主人公である人体模型・キュンストレーキをイメージした約30人の全身タイツ隊が横浜の街に登場。山下公園や赤レンガ倉庫前に出没し話題を呼んだ。
真夜中の学校をのぞいてみたくなる本作。登場するキャラクターのうち、誰になってみたいかを聞かれた蒼山は「音楽室のモーツァルトになりたい。楽観的なところとか共感できるから」と回答。沙田は「私はコンピューター室のおばあちゃんになりたいです。私自身おばあちゃんっ子なので、がんばれ、おばあちゃん!って思いました」、藤咲は「3匹のうさぎが好き。ハードボイルドなキャラクターっぽいのに、実はおっちょこちょいですごく可愛かった」、澤村は「天真爛漫なスーパー小学生の3人の女の子が出てくるんですが、そのなかでもちょっと大人しそうなブンちゃんという子になりたい」と話していた。
一方、本作を作った理由を聞かれた竹清監督。「どの小学校の理科室にも人体模型があり、それが夜な夜な動き出したらとても面白いと思ったんです。3人の元気な女の子と、ちょっとヘタレで憎めない人体模型の話を作りたかった。それが始まりです」と動機を語ってから、「元々は『Mr.ビーン』を見てショートコントを作りたくなり、『じゃあ、作ってみよう』と動き出してから構想に7年、完成までに5年かかりました」と、長い道のりを振り返った。
映画については「登場するキャラクターがかわいくて魅力的」と藤崎。澤村も「人体模型のキュンストレーキと骨格標本のゴスのやりとりにたくさん笑わせていただきました!」楽しさに太鼓判を押していた。
『放課後ミッドナイターズ』は8月25日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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