アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなどアメリカを代表するスーパーヒーローが結集したアクション大作『アベンジャーズ』。この映画のジャパンプレミアが8月14日に六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストのサミュエル・L・ジャクソンとジョス・ウェドン監督、プロデューサーのケビン・ファイギが登場。また、日本語吹き替え版声優をつとめた竹中直人と米倉涼子も駆けつけた。
・[動画]『アベンジャーズ』ジャパンプレミア/サミュエル・L・ジャクソン、竹中直人、米倉涼子ほか
この日は全国843スクリーンで先行上映もスタート。TOHOシネマズ 六本木ヒルズでは待ちきれないファンのために午前0時から上映が始まり、チケットは発売開始早々に売りきれる人気ぶり。ジャクソンは「この作品が日本のみなさんに気に入ってもらえたというのが非常に嬉しい」と喜んだ。
そんなジャクソンが演じているのが、人類の危機に対しヒーローたちを集めたアベンジャーズの結成を決断するシールド長官ニック・フューリー。その日本語吹き替えを担当した竹中はジャクソンと対面した感想を聞かれ、「存在自体にすごい迫力があって、見とれてしまいます。まさか自分がこうやって並べるとは思っていなかったので夢を見ている気分です」と興奮気味。それに対しジャクソンは「竹中は長官役に生命力と深みを与えてくれた。私より上手いかも。吹き替え版を見るのが楽しみ」と話した。
一方、米倉が吹き替えを担当したのはセクシー女優スカーレット・ヨハンソンが演じたブラック・ウィドウの声。ウェドン監督とプロデューサーのファイギはすっかり米倉の美しさに魅了された様子で、監督は「スカーレットって誰のこと?」とコメントし米倉を笑わせると、プロデューサーも「スカーレットが足を折ったり、バケーションに出ていたときはチャンスだね。僕が直接連絡を取ることになるかもしれないね(笑)」と米倉のハリウッド進出のチャンスを口にしていた。
ヒットメーカーから絶賛された米倉は「とにかく本当に面白い映画。さすがジョス!」と出来映えをアピール。「スカーレットにお会いしたとき、いろいろアドバイスをもらいました。(チームに)女性が1人なので、いかに男らしく、かつセクシーに演じられるかを意識しました」と話してから、「私の続編出演も楽しみにしてください(笑)」と出演への意欲も見せていた。
8月13日までの世界興行収入が14億6188万ドル(約1168億円)という大ヒットを記録した『アベンジャーズ』は、8月17日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される(8月14、15、16日に先行上映)。
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