幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられながらも、明治維新後には不殺(ころさず)の誓いを立て、流浪人として各地を放浪している伝説の剣客・緋村剣心(ひむら・けんしん)の活躍を描いた『るろうに剣心』。この映画のプレミア試写会が8月15日に東京国際フォーラムで行われ、主演の佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之、大友啓史監督が登壇した。
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4000人を超えるファンが客席を埋め尽くしたこの日のイベント。客席後方からサプライズでキャストらが登場すると、観客は一気に興奮状態に。登壇した佐藤は「みなさんのエネルギーがすごい。僕たちも興奮しております」と声をはずませ、4000人と観客の数を聞いてビックリ。武井も「4000人もいるんですね。そりゃあ、双眼鏡をのぞきますよね」と話して会場を沸かせると、「でも、すごい嬉しいですし、こんな光景見たことがないので、ちょっと今、鳥肌が立っております」と話した。
蒼井は「こんなにたくさんの方に興奮していただける作品の一部であれたことを誇りに思います」と挨拶。「アクションは期待していい?」と司会に尋ねられた吉川は「日本映画の枠を超えていると思います」と自信をのぞかせた。
江口も「本当にすごい映画ができました」と興奮気味に語ると、「この夏はオリンピックで日本もたくさんの金メダルを獲りましたが、この映画も同じように金メダルです」とアピール。香川は役作りについて「大友監督から『香川さんは痩せたり太ったりはしてきたようなので、今度は背を伸ばしましょうか』と言われた」と明かし会場を沸かせると、「スクリーンでは15センチ高い私が見られるかと思います」とコメント。これを受け、大友監督は「コミックが原作の難しい題材でしたが、不可能を可能にする俳優陣のおかげで、素晴らしい作品になったと思います」と話した。
さらにこの日はスペシャルゲストとして、ロンドンオリンピックのフェンシング男子フルーレ団体戦で銀メダルを獲得した太田雄貴選手も登場。北京オリンピックに続き、2大会連続で銀メダルに輝いた太田選手は、ロンドンで使った剣を持参し、佐藤らにフェンシングをレクチャーする場面も見られた。
その太田選手は「世界中の強豪戦士と戦ってきましたが、正直、剣心とは戦いたくないですね(笑)」とコメント。一足先に見たという映画については「素晴らしかったですね。原作ファンとしては、中途半端なことをされるとイヤだなと思っていたんですけど、中途半端どころか、本当の剣心を上回るんじゃないかと思うくらい、健さんの動きがすごかったです」と感想を述べると、「僕は銀メダルしか獲れませんでしたが、この映画は金メダル級です」と絶賛し、会場には大きな拍手と歓声が起こっていた。
『るろうに剣心』は8月22、23、24日より先行公開され、25日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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