人気ヴィジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」の喜矢武豊(きゃん・ゆたか)らが出演し、二章立てで公開となるサスペンスアクション『死ガ二人ヲワカツマデ…』。この映画のプレミアイベントが8月19日に渋谷公会堂で行われ、喜矢武をはじめとするゴールデンボンバーのメンバーらが登壇した。
第一章『色ノナイ青』で映画初主演、孤高の殺し屋メイファ役を演じた喜矢武は、油性マジックでモミアゲを描き、白いスーツに身を包んでゴルゴ13になりきって登場。イベント前に行われたミニ会見で、ゴルゴ13風に決めた説明を求められると、「舞台挨拶ということで役になりきってみた。今回、一応殺し屋の役なので」と説明。
「こんなにいろんな人に見てもらえて幸せです。今日のために生きてきました。今回の映画では実際に人を殺すのは葛藤がありました。監督が殺す人を用意してくれたんですが、精神的にキツかったです」とウソを連発し笑いを誘う場面もみられた。
一緒に会見に出席したゴールデンボンバーの鬼龍院翔、歌広場淳、樽美酒 研二の3人は、そんな喜矢武が主演をすると聞いたときの感想を求められ、「がっかりした」(鬼龍院翔)、「この仕事受けちゃうんだ」(樽美酒研二)、「裏切られた気持ちでいっぱいでした」(歌広場淳)とボロクソに言うと、喜矢武が「結局、カネですよね」と話し、報道陣を笑わせていた。
また、この日はゴールデンボンバーの生ライブも組まれたことから、会場には2000人×2ステージのファンが集まり熱狂の渦に。そうしたなか、客席に背を向けて立った喜矢武が「俺の後ろに立つんじゃねえ!」とゴルゴお決まりのセリフを口にすると、会場のファンも大笑いしていた。
『死ガ二人ヲワカツマデ…』は9月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開となる。
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