『踊る大捜査線』がついにフィナーレ、織田裕二が感謝の思いを込めて深々と頭下げる

ファンへの感謝の思いを込め、深々と頭を下げる織田裕二
ファンへの感謝の思いを込め、深々と頭を下げる織田裕二
ファンへの感謝の思いを込め、深々と頭を下げる織田裕二
前列左から小泉孝太郎、ユースケ・サンタマリア、深津絵里、織田裕二、柳葉敏郎、内田有紀、小栗旬。後列左から本広克行監督、君塚良一(脚本)、佐戸井けん太、伊藤淳史、小野武彦、北村総一朗、斉藤暁
前列左から小泉孝太郎、ユースケ・サンタマリア、深津絵里、織田裕二、柳葉敏郎、内田有紀、小栗旬。後列左から本広克行監督、君塚良一(脚本)、佐戸井けん太、伊藤淳史、小野武彦、北村総一朗、斉藤暁
織田裕二(左)と柳葉敏郎(右)
柳葉敏郎(左)ユースケ・サンタマリア(右)
前列左から深津絵里、織田裕二、柳葉敏郎、内田有紀。後列左から佐戸井けん太、伊藤淳史、小野武彦、北村総一朗
左からユースケ・サンタマリア、内田有紀、伊藤淳史
スリーアミーゴス。左から小野武彦、北村総一朗、斉藤暁
織田裕二
深津絵里
内田有紀
内田有紀
左から佐戸井けん太、小栗旬、小泉孝太郎
レッドカーペットの先端まで歩いていく登壇者たち

1997年にドラマがスタートし、3度の劇場版も大ヒットを記録した『踊る大捜査線』シリーズ。国際環境エネルギーサミットで、次々と事件が発生する『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で15年の歴史に幕を下ろす本作の完成披露舞台挨拶が8月23日に東京国際フォーラムで行われ、主演の織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、本広克行監督、脚本の君塚良一が登壇した。

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舞台挨拶前から場内では手拍子が発生し大盛り上がり。プロモーション映像が流れた後、司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサーの紹介で緞帳が上がると、キャストシルエットが紗幕に映し出され、4000人の観客が大歓声! 紗幕が振り落とされ、織田をはじめとするキャストが場内中央に突き出したレッドカーペットを歩き、ファンの声援を浴びながら笑顔で手を振った。

湾岸署の係長・青島俊作役の織田は「お久しぶりです! 前都知事と同じ名前の青島です」と、“踊る”シリーズでもおなじみとなった挨拶。青島のトレードマークとなっている緑のコートではなく、黒のスーツ姿だったため、「きょうは特別な日ということで、いつもと違う格好をしています。青島がよそ行きを着たらどうなるかをテーマに、この服を選びました」と説明した。

メッセージボードを掲げた熱狂的なファンの姿もあり、「こんな試写会初めてです。本当にみなさんにはやられます。やられるのも今夜が最後だと思うと、ちょっと寂しいけど、せっかくなんで“踊る”らしくドカンと花火を打ち上げたい気分でいっぱい」と感激。そして、「みんなで楽しみながら、噛みしめながら作った最後の映画です。最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。

警察庁長官官房審議官・室井慎次役の柳葉は、「暑い中、ありがとうございます。みなさんとともにお祭り騒ぎしましょう」と手短に挨拶。湾岸署刑事課の恩田すみれを演じた深津は「最後の『踊る大捜査線』です。これほど多くの方が長い間愛してくださった作品、その期待を裏切らないようにしなければいけない気持ちで撮影に挑みました。気に入っていただけると嬉しいです」と、15年間“踊る”を支えてきた主要キャストの責任を感じながら語った。

湾岸署署長・真下正義役のユースケは、「きょうは土砂降りの雨のなか、わざわざいらっしゃってくれてありがとうございます」といきなりボケてみせる。さらに「元東方神起、現BIGBANGのユースケ・サンタマリアです! みなさんの熱い署名運動のおかげで、スピンオフ作品『署長・真下正義』が…」と悪ノリすると、隣の柳葉がユースケの腕をつかみ、暴走をストップ! これには観客も爆笑で、やっと真面目になるかと思いきや、「私の初監督作品『ひみつのアッコちゃん』もよろしくお願いします!」と、最後までジョークを飛ばしていた。

15年間の歴史では、新しい顔ぶれの小泉、伊藤、小栗は「このドラマが始まった15年前、僕は高校3年生でした。まさかこの世界に入れるとは思っていなかったので、仲間に入れてもらえて幸せです」(小泉)、「出演させていただいて2作品目でファイナルを迎えるのは寂しいのですが、思い切り演じさせていただきました。ファイナルにふさわしい作品になっていると思います」(伊藤)、「ずっと現場で、湾岸署のみなさんたちが楽しそうで、端のほうから見ていました。そんな感じの鳥飼を感じていただければ」(小栗)と、それぞれコメント。

ベテラン組の佐戸井は「15年間、この作品とともに歩いてまいりました。15年間の思いを込めた芝居ができたんじゃないかと思います」と感慨深く語ると、おなじみのスリーアミーゴスは、北村が「僕たち15年間やってきて、ひとえにファンのみなさんの後押しがあったればこそだと、つくづく感じてます。感謝します」、小野が「早く見たいでしょ? だからおじさんたちは短い挨拶で。とにかく楽しんでください!」、斉藤が「暑い中ありがとうございます。じゃあ、見ましょう!」と短めの挨拶でまとめ、ファンを沸かせた。

篠原夏美役の内田は、「私も会場にいるみなさんと同じファンの1人。ビデオもDVDも持っていて、撮影が終わってからも見ていた。青島さんたちが作る世界観に自分がいられることを確認して、とても幸せを感じて、精一杯、青島さんの足を引っ張らないように強行犯係の1人として演じたつもりです」と、ファン目線で語った。

フォトセッション終了後、最後に織田が「楽しい『踊る大捜査線』、これが本当に最後です。みなさん、ワンカットも見逃さずに目に焼きつけて帰ってください」とメッセージを送ると、ファンへの感謝の思いを込め、約15秒間に渡って深々と頭を下げていた。

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国東宝系にて公開となる。

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