大国男児カラム、異性になれたら「派手なスカートをはいて原宿を歩いてみたい」

2012.08.26

カリスマ少女マンガ家・新條まゆの同名人気コミックを映画化した『愛を歌うより俺に溺れろ！』。この映画の初日舞台挨拶が8月25日に角川シネマ新宿で行われ、キャストのカラム（大国男児）、大野いと、TAKUYA、AKIRAと福山桜子監督が登壇した。

・［動画］『愛を歌うより俺に溺れろ！』予告編

人気K-POPグループ・大国男児のカラムが登場するとあって、劇場は多くの女性客で埋め尽くされた。そうしたなか、カラムらが姿を現すと、客席からは黄色い声が上がった。

同作は、きれいでボーイッシュなため、女子高で王子様扱いされているガールズバンド「ブラウエローゼン（青き薔薇）」リーダーの桜坂水樹（みずき）が、男子高で姫扱いされている美少年の白石秋羅（あきら）から、突然、告白されるところから始まるストーリー。

カラムが演じているのは、その男子校で姫と呼ばれている秋羅役で、「初映画で初主演なんて、とても光栄なことで嬉しかったけど、まわりのスタッフ、ファンの期待に応えられるか不安だった。映画を見てくれる方に僕の話す日本語が通じなかったらどうしようと思って、ネイティブな日本語をたくさん勉強しました！」とコメント。

一方、女子高の王子様である水樹役を演じた大野は、「王子様の役だったので、男の子っぽい歩き方や座り方、しゃべり方を勉強しました。水樹という役を演じたことで、男の子の気分は味わえたけど、いまだに足を開いて座るクセが直りません」と話し、会場の笑いを誘っていた。

物語に絡め、「異性になれるとしたら？」という質問には、カラムが「派手なスカートをはいて原宿を歩いてみたい」と回答。大野は「ホストクラブで働いてみたい」と答え、TAKUYAは「カラムと一緒にスカートはいて原宿を歩きます」と語った。また、映画の見どころについてAKIRAは「衣装も音楽もすごくこだわってますので、そちらも注目して見ていただきたいです！」と話していた。