高齢化が進む小さな町を老人パワーで活性化させていく様子を描いた『人生、いろどり』の舞台挨拶付き試写会が8月29日にイイノホールで行われ、キャストの吉行和子、藤竜也と御法川修監督、そして阿波とくしま観光大使の横綱白鵬らが登壇した。
・中尾ミエが徳島の阿波踊りに参加し、地元舞台の映画『人生、いろどり』をアピール!
同作の舞台は徳島県の山間にある上勝町。70代、80代のおばあちゃんたちが山で採ってきた葉っぱを料理の“つまもの”として販売し、年商2億円以上を稼ぎ出すビッグビジネスに成長させた実話をもとにした物語だ。
本作では夫婦役を演じた吉行と藤。藤が「吉行さんとの夫婦役は2回目かな。お互い50年以上の芸歴がありますが、5年に1回くらい顔を合わせる機会があり、一緒にいるとなんだか安心感があるんです」と語ると、吉行も「藤さんが20歳の頃から知っていて長年のお付き合いをしているからこそ“夫婦感”というのが自然に出せたのかもしれません」とうなずいていた。
白鵬は紗代子夫人と3人の子ども──5歳の愛美羽(あみう)ちゃん、3歳の真羽人(まはと)くん、1歳の美羽紗(みうしゃ)ちゃん、そして義理の母と共に登壇。「家族と一緒のイベントは初めてなので」と、少々緊張気味だった。また白鵬は「頑張っているいろどりの“お姉さんたち”に勇気をもらいました」と映画の感想を述べてから「モンゴルではお米の生産ができないのですが、自分も北海道でお米を作ることを始めています。それがもっと成功したらいいなと思っています」と自らの夢を語っていた。
映画については、「とても元気になる作品」と吉行。監督は「(上勝町の葉っぱビジネスで頑張る女性たちを)僕は“AKB”──明るい・上勝・ばあば──と名付けました。若くてピュアな者を賛美する世の中で、人生の経験を積み重ねた者を賛美する映画はなかなか日本ではないけれど、この映画でそれを成し遂げることができました」と作品に込めた思いを語っていた。
『人生、いろどり』は徳島で先行上映中。9月15日からシネスイッチ銀座ほかにて全国公開となる。
【関連記事】
・[動画]吉行和子、富司純子、中尾ミエらが葉っぱビジネスの映画で舞台挨拶?
・70、80代の老人たちが年商2億円超に成功させたビッグビジネスの物語が映画に!
・原由子の新曲「ヘヴン」が感動と希望描く映画『人生、いろどり』の主題歌に!
・『人生、いろどり』作品紹介
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04 -
齊藤工のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『大きな家』
応募締め切り: 2024.12.27