公開8日間で観客動員数100万人超える大ヒットとなったアクション時代劇『るろうに剣心』。その大ヒット御礼舞台挨拶が9月2日に新宿ピカデリーで行われ、主演の佐藤健とヒロイン役の武井咲、監督の大友啓史が登壇した。
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今回の大ヒットを受け、佐藤と大友監督は8月31日から全国8都市をまわる御礼行脚を敢行。その最後を飾るこの日の舞台挨拶は観客には事前に知らせていないサプライズで、上映終了後に佐藤ら3人が登場すると、場内は驚きと興奮に包まれていた。
佐藤は客席に目をやり「こんなにたくさんの人にお越しいただき本当に嬉しい。これまでの苦労がすべて報われました」と挨拶。大ヒット御礼舞台挨拶に参加したのは初めてという武井も「おじいちゃんから子どもまで、たくさんの方にお越しいただけて嬉しい」と大喜びだった。
人気マンガを映画化した本作。原作も様々な国で人気を博しているが、この映画も、ヨーロッパや南米、アジアを中心に世界64ヵ国と2地域での海外配給が決定。これについて佐藤は「撮影前から世界に行ければいいなというのは、監督ともお話しさせていただいていました。夢が叶いました」と喜び、武井も「嬉しいけど、(海外の人に)自分のお芝居を見られちゃうのは恥ずかしい」と恥じらいつつ、「海外に行きたい!」と早くも海外での舞台挨拶に夢を馳せていた。
また、最初から海外配給を意識していたという大友監督は「原作自体も世界中で翻訳され大人気なので、可能性はもちろんあるだろうと思っていた。結果が出て本当に良かった」とちょっと安心した様子だった。
最後の挨拶では「大勢のスタッフの熱い思いが少しでも皆さまに届けば」と大友監督。武井は「この作品をいっぱい愛してください」とアピール。佐藤も「この作品に関わったすべての人が覚悟をもって作り上げた作品です。僕自身、特別な思い入れのある作品になったので、みんなにとっても特別と言える作品になってくれたら嬉しい」と熱い思いを語っていた。
本作は8月25日に公開され、週末興行成績で1位を記録。公開後8日間で観客動員100万人、興行収入約12億1354万を突破する好スタートを切り、さらなるヒットが期待されている。
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