エリカ様は日本版ケイト・モス、『ヘルタースケルター』のロンドン映画祭出品理由とは?

『ヘルタースケルター』
Photo by Mika Ninagawa
『ヘルタースケルター』
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『ヘルタースケルター』
(C) 2012映画『ヘルタースケルター』製作委員会

多彩な話題を振りまく人気女優・沢尻エリカの女優復帰作で大ヒット中の『ヘルタースケルター』が、第56回ロンドン映画祭に出品されることが決定した。

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同作が出品されるのは、今年から新たに創設された「DARE pathway 部門」で、観客をコンフォート・ゾーン(居心地の良い場所)から連れ出す攻撃的で強烈な印象を残す作品を紹介する。

ロンドン映画祭は10月10日〜21日に開催。今年の上映本数は昨年を上回り、ミック・ジャガーやキース・リチャーズの登場が発表されるなど、注目が集まっている。

同映画祭を率いる映画評論家トニー・レインズは、『ヘルタースケルター』選出の理由について「大がかりで華やかでスリリング。最も勢いのあった頃のケン・ラッセルをどこか思い起こさせ、日本のポップカルチャーを動かしているスーパーモデルや10代のアイドル業界への痛烈な批判になっている。物語の顔は、日本版ケイト・モスの沢尻エリカが雄々しく演じる“りりこ”。大森南朋や桃井かおりが絶対的なまでに見事な演技で脇を固めている」とコメントしている。

開催期間中の10月12日には蜷川実花監督が舞台挨拶とティーチインを行うことが決定しているという。

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