1997年に連ドラとして誕生して以来、15年に渡って愛されてきた『踊る大捜査線』シリーズのラストを飾る『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』。9月7日に封切られたこの映画の舞台挨拶が、9月9日にお台場のシネマメディアージュで行われた。
登壇したのは織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、水野美紀、本広克行監督、脚本の君塚良一。後方の扉から彼らが姿を現すと、観客は大興奮! 司会をつとめたフジテレビの笠井アナは、「みなさん、ここお台場に、15年前の湾岸署オリジナルメンバーが結集しました!」と説明した。
登壇した織田は、開口一番「ただいま〜」と挨拶。観客から「お帰り〜」と温かく迎えられると、「弾丸出張を命じられ、たった今、帰ってきました。湾岸署の青島です」と話し、「もう夢みたいですね。すでに燃え尽きそうな感じですが、みなさんのおかげで、今立っている感じです」と自身も興奮している様子を伝えた。
深津は「15年間みなさんに愛して育てていただいた作品に、私も関わることができて、本当に光栄に思っています」と話し、『交渉人 真下正義』(05年)以来のシリーズ復帰となった水野は「今日が最後の最後の舞台挨拶。こういう卒業式のような場所に、みなさんと一緒にいられることを本当に嬉しく思います」と感謝の言葉を述べた。
一方、ユースケは「みなさんの署名運動のおかげで、来年4月から『踊る大病院』という連ドラを同じキャストでやることになりました。話の内容は『振り返れば奴がいる』と『ナースのお仕事』を足して5で割り、『海猿』のエッセンスをかけた作品。僕のところだけ京本政樹さんに代わるそうで、それがちょっとショックです」と相変わらずのテキトートークを炸裂。「こういう話をすると本当に実現するから。言うだけはタダですからね」と続け場内を沸かせた。
さらにユースケは、この日に限らず、大勢のファンから「やめないで」と声をかけられたことを明かすと、「あまりにもみんなが『やめないで』って言うので、続けます!」と、またまたテキトー発言。「ファイナルって言ったからには、やめざるを得ないことになっちゃって、引っ込みがつかなくなっちゃったの、亀山さんも。何とか続けるように僕が説得しておきますから。期待してください」と安請け合いをし、ファンを喜ばせていた。
その後、マスコミ向けのフォトセッションを前に、織田が青島コートを羽織る場面も。深津から手渡されたコートを織田が後ろ向きになって羽織ると、場内からは「ヒュー!」という歓声が。笠井アナは「後姿になるところが青島です」と解説。
そんな織田はこの作品でラストを迎えることについて「気がついたら15年経っていて、今回のファイナルで終わってしまうと聞いて、寂しいんだけど、みんながベストの力を出せるうちに終わるのも1つの選択肢かなって思った。続けたい思いは本当にあります。だけど、変なものを作っちゃいけないっていう思いも、同時にあります。なので、これで最後です。ごめんね」とコメント。
本当にこれが最後であることを改めて告げると、「一生に一度、会えるか会えないかわからないようなこんな大きな作品にみなさんが育ててくれ、とても感謝しています。本当に15年間ありがとうございました」と深々と頭を下げていた。
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