【落語家・瀧川鯉八の映画でもみるか。/第30回】
あけましておめでとうございます。
2022年も面白い映画に出会えることを願っています。
大晦日は紅白歌合戦をずっと見てました。
1度もチャンネルを変えずにずっと見てました。
頑張りました。
噂通り、演歌歌手が少なかった。
小さいときに見ていた紅白と随分様変わりしていましたが、時代の移り変わりですからそれも致し方ないのかなと納得しました。
でもやっぱり演歌歌手は歌が上手。
演歌界というのは才能と努力溢れる人がたくさんいて、それでいて厳しい狭き門なのだなあとしみじみ。
紅白終わって、ゆく年くる年見ていたら気づいた。
都はるみも出てないじゃん!
はるみさんどうして出てないんだろうとネットで調べてみたら、もう何年も前からほぼ引退状態であるとのこと。
非常に残念であるが、それぞれ事情があるでしょうから受け入れるしかないないのかなあ、でもまたいつかあのパワフルな歌を聴きたいなあと調べを続けていたら、
都はるみと矢崎滋付き合ってるじゃん!!!
えーーー!
都はるみの「好きになった人」が矢崎滋ーーー!
パワフルーーー!
びっくりした瞬間に年が明けました。
素敵な大人ふたりの恋を知って年越したぼくの今年の運勢はきっと「まる!」
だといいな。
そのあとNHKBSプレミアムで新春映画を見る。
『きっと、うまくいく』『トゥルーマン・ショー』は見たが、『サボテン・ブラザース』は見なかった。
見ればよかったと思うこともあるが、見なくてもよかったと思う2022年の幕開け。
※【鯉八の映画でもみるか。】は毎月15日に連載中(朝7時更新)。
プロフィール/瀧川鯉八(たきがわ・こいはち)
落語家。2006年瀧川鯉昇に入門。2010年8月二ツ目昇進、2020年5月真打昇進。落語芸術協会若手ユニット「成金」、創作話芸ユニット「ソーゾーシー」所属。2011年・15年NHK新人落語大賞ファイナリスト。第1回・第3回・第4回渋谷らくご大賞。映画監督アキ・カウリスマキが好きで、フィンランドでロケ地巡りをした経験も。
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