山田涼介主演の新作映画『大怪獣のあとしまつ』より、新たな場面写真が解禁された。
三木聡監督「世界観はブルー」特務隊の衣装語る
本作は、 松竹と東映の初共同製作作品にして、ドラマ『時効警察』シリーズなどで知られる三木聡が監督・脚本を手がけた空想特撮エンターテイメント。怪獣造形を「平成ゴジラ」シリーズや『ウルトラマン』シリーズなどで知られる若狭新一。
暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。突如、ヒーローが現れて世界を救う。それは、子供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理はどうなっていたのか? 誰もが知る巨大怪獣の、誰も知らない“死んだ後”の物語を描く。
今回解禁された場面写真は特務隊・一等特尉の帯刀アラタ(山田)と特務隊・隊長敷島征一郎(眞島秀和)の上官×部下コンビが互いに真剣な眼差しで向き合っているカット。2人がいるのは巨大なテント内に大型スクリーンや観測機器などあらゆる装備を備え、怪獣の死体近くに設営された特務隊の拠点“Zビレッジ”。敷島隊長など中枢メンバーが常駐している。
怪獣の死体処理の責任者に任命されたアラタは特務隊の頼れるリーダー敷島と協力し、危険と隣り合わせの現場でミッションに挑む。特務隊として国家の運命を背負い、難題に挑む2人の決意が伝わるカットとなっている。
そして元特務隊・隊員で爆破のエキスパートであるブルースこと青島涼(オダギリジョー)の新場面写真も解禁。ブルースは怪獣処理の方法の1つとして、ダムの水圧を利用して怪獣の死体を動かす作戦遂行のため、この作戦の肝となる爆破技術の適任者としてアラタから要請を受ける。かつて特務隊・第一特攻隊で活躍しており、隊からの信頼も厚い。
特務隊の衣装は青一色だが、ブルースの対照的な衣装について三木監督は「特務隊の世界観はブルー。警察と軍隊の中間に見えるようにイメージしました。映画『スターシップ・トゥルーパーズ』(97年)のような現代的な装備に近いイメージにして、濃いめのブルーを部隊色として設定しましたが、特務隊時代に組織のはみ出し者だったオダギリくん演じるブルースのみ、色合いを少し変えています。規律には従わないけど腕はすごいタイプにしたかったので、少し浅めの色にしました。“青ヘル”として隊の中で有名な男だったという設定です」と語っている。
『大怪獣のあとしまつ』は2月4日より全国公開。
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