堺雅人、幸運を呼ぶゆるキャラ“福ちゃん”の福耳を触り映画の更なるヒット祈願！

2012.10.01

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2つの人生が入れ替わる予測不可能なストーリーが話題となり現在ヒット中の『鍵泥棒のメソッド』。その舞台挨拶が9月30日にTOHOシネマズ西宮OSで行われ、主演・堺雅人と内田けんじ監督が登壇した。

・『鍵泥棒のメソッド』堺雅人＆広末涼子＆香川照之インタビュー

台風17号の影響で全国的に荒れ模様だった30日、堺は「大変な日に大丈夫ですか？」と来場者を気づかい、内田監督も「本当にとんでもない日にありがとうございます。我々も帰れるかどうか心配ですが、来ていただいて嬉しい」と挨拶した。

劇中で堺は売れない役者を演じているが、司会から演じた感想を聞かれると「いろんな方に『ヘタなお芝居が絶妙だった』と言われるたびに、心の柔らかい部分が傷ついたり」と複雑な気持ちを吐露。「売れてない役者ですが、純粋だし、客観的に物事をとらえるし、僕はすごくいい役者だと思っています」とキャラクターを評価しつつも、「売れていないのが致命的ですけど……」と苦笑していた。

この日は、西宮中央商店街のゆるキャラ“ふくみみ福ちゃん”も登場した。歩くのが大変そうな福ちゃんに堺は「階段が狭いので福ちゃんにとっては厳しい導線ですね」と手をさしのべて誘導。福ちゃんは耳たぶを触ると幸運が訪れるということで、堺は登壇した福ちゃんの福耳をしっかり触ってヒットを祈願していた。

実は、インターネットの予約前売り券システム“ムビチケ”でのチケット販売が全国でNo.1となったことからこのイベントが実現したのだが、堺は「全国で一番この映画を楽しみにしてくださった場所ということでお伺いし、その言葉に違わぬ温かい雰囲気をいただきました」と感謝。「実は生まれが兵庫県で、舞子という場所で2歳まで過ごしました」と、兵庫県との縁についても話していた。