クリスチャン・ベイルが一度降板した作品に復帰、賞レースを狙う
クリスチャン・ベイルが、一度降板したデヴィッド・O・ラッセル監督の作品に復帰したことが明らかになった。
ベイルがアカデミー賞助演男優賞を受賞した『ザ・ファイター』のラッセル監督の新作で“American Bullshit”という仮題がつけられた作品で、実話をもとにした金融詐欺の物語で、7月に降板したベイルの代わりに『アベンジャーズ』『ボーン・レガシー』と大活躍中のジェレミー・レナーの起用が決まっていた。
ベイルはエイミー・アダムス扮する恋人と詐欺を働く男を演じる。彼らは猛烈な捜査で知られるエージェントに逮捕されるが、ギャングや汚職政治家の情報提供を持ちかける。エージェントを演じるのはブラッドリー・クーパー。ベイルの復帰によってレナーの役はニュージャージー州の下院議員役に変更になった。
プロデューサーのチャールズ・ローヴェンは「デヴィッドは最高のキャストを揃え、パワフルで感動的なドラマを作り出すことだろう」と語っている。来年2月に撮影を開始する予定。完成した作品は来年度の映画賞シーズンに合わせての公開を検討中だという。
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