ブロードウェイで初めてSNSを題材に扱い、社会現象を巻き起こしだ大ヒット

トニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞した大ヒットミュージカルを映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』のブルーレイ&DVDが、4月8日にリリースされることが決定した。これに先立ち予告篇が公開された。

・「あまりに感動的」と母役のジュリアン・ムーア、『ディア・エヴァン・ハンセン』キャストが撮影を回想

ブロードウェイで初めてSNSを題材に扱い、これまでにない構成を取り入れたミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」。2016年初上演後たちまち全米で社会現象となり、17年にはトニー賞で6部門を受賞、チケットが連日完売する大人気作品となった。

本作品を象徴し、「ひとりじゃない」というメッセージが込められた「You Will Be Found(ユー・ウィル・ビー・ファウンド)」をはじめ心揺さぶる楽曲を手掛けるのは、アカデミー賞、グラミー賞、トニー賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』(16年)『グレイテスト・ショーマン』(17年)の名コンビ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。映画版のために書き下ろした新曲も必聴だ。

映画化にあたり主演を務めるのは、ブロードウェイ版の初代エヴァン役で繊細な演技と抜群の歌唱力が大絶賛され、トニー賞で主演男優賞に輝いたベン・プラット。さらに、エヴァンを支えるシングルマザーのハイディ役オスカー女優のジュリアン・ムーア、同級生コナーの母親シンシア役エイミー・アダムスが脇を固める。

映画批評サイトRotten TomatoesのAUDIENCE SCOREは88%。国内各映画サイトの評価平均も高く、「歌い始めから最高だった」「生きる勇気をもらえる」「本当に考えさせられる胸に刺さる作品」「歌が最高。演技がリアル」「号泣」「もしかしたら誰かの助けになるかもしれない、そんな映画」と、感動が染みるコメントが続々寄せられている。

21年9月9日〜9月18日開催の第46回トロント映画祭ではオープニング作品として、10月31日〜11月8日開催の第34回東京国際映画祭ではクロージング作品として上映された。トロント映画祭での上映の際には、レッドカーペットに豪華キャスト陣やスタッフが集結した。

映画版のために新たに書き下ろされた楽曲「ジ・アノニマス・ワンズ」は、劇中でアラナ・ベック役を演じ、歌手活動をしていることでも知られるアマンドラ・ステンバーグがベンジ・パセック&ジャスティン・ポールとともに制作。さらに、コルトン・ライアン演じるコナー・マーフィーが歌う「ア・リトル・クローサー」もブロードウェイ版にはなかった新曲として同様に注目されている。

サウンドトラックのうち計5曲をサム・スミス、サマー・ウォーカー、シザ、キャリー・アンダーウッド、ダン+シェイ、フィニアス、トリー・ケリーなど豪華ゲスト・アーティストらが歌唱するバージョンも収録。映画本編はもちろん、豪華ゲスト・アーティストによる歌唱も聴きごたえ満載な内容となっている。

『ディア・エヴァン・ハンセン』ブルーレイ&DVDは、4月8日にリリースされる。