ひょんなことから女子綱引きチームを立ち上げることになった大分市役所広報課につとめる主人公と、綱引きチーム8人の奮闘ぶりを描いた『綱引いちゃった!』。この映画の舞台挨拶が10月25日に東京国際映画祭で行われ、主人公を演じた井上真央をはじめ、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、中鉢明子、水田伸生監督が登壇した。
井上は「今日は晴れ舞台なのでみんなキレイな格好をしていますけど、作品のなかでは私たちもジャージ姿で頑張っております。綱引きに奮闘する姿を見てもらい、みなさんが少しでも笑顔になってもらえたら嬉しいです」と挨拶。綱引きのコーチ役を演じた玉山は「普段、シティボーイと言われがちなのですが、今回はしいたけ農園の青年ということで、懐かしいジャージを履いています」と語った。
浅茅は「毎日生活していて、辛いことや我慢しなければいけないことが、いろいろあると思います。そんなときに、1人では挫折しそうになっても、仲間がいて、みんなで力を合わせて立ち向かえば乗り越えられる。綱引きは8人でやりますが、1×8は8ではなく、100にも1000にもなり得るんだというようなことを再確認させてもらった映画です」と本作をアピール。ソニンも「綱引きはメジャーとは呼べない競技ですが、この1本の綱がどんな感動を生み出し、どう人をつなげていくかを映画を通して感じ取ってもらえれば」と話した。
ヘビースモーカーで何を考えているのかわからない沙織役を演じた中鉢は「タバコを吸うのも初めてで、吸いながら、彼女の気持ちになって演じました」と話すと、「綱引きも初めてだったんですが、指導してくれた国体チームの先生から『君は頑張れば国体に行けるよ』と言われました(笑)」と裏話を披露。
また、競技綱引き初挑戦の感想を聞かれた井上は「運動会の綱引きしか想像していなかったので、まさか、こんなに大変だとは思っていなかった。最初、みんなで綱引きの大会を見に行ったんですけど、地面につくくらいの(低い)体勢を取っているのを見て、ちょっと軽く引き受けちゃったなと思いました」と苦笑い。
松坂も「綱引きのシーンってアップだけでいいのかと思っていたんですよ。あとはアクションの得意な人が代わりにやってくれるのかと思って」と明かし、会場を沸かせていた。
『綱引いちゃった!』は11月23日より全国東宝系にて公開となる。
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