謎の疫病により男女の役割が逆転した江戸時代を舞台に、女将軍に多くの美男たちが仕えるという“逆大奥”を描いて大ヒットした『大奥』が「連続ドラマ+映画」という形で復活。10月12日より放送中の連続テレビドラマ『大奥〜誕生[有功・家光篇]』と、映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』という形で戻ってきたが、この映画とバンダイの人気キャラクター「カピバラさん」のコラボレーションが実現したことがわかった。
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映画『大奥〜永遠〜』は5代将軍・徳川綱吉の時代を舞台にした作品で、綱吉を菅野美穂が、大奥の権力者である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)を堺雅人が演じている。世継ぎである1人娘の松姫を亡くした悲しみも癒えぬ間に、次の世継ぎ作りに専念させられる将軍の宿命と悲しみ、そんな彼女を密かに思い、苦悩する右衛門佐の姿が描かれている。
一方、「カピバラさん」は動物のカピバラをモチーフにしたキャラクターで、メインキャラクターの「カピバラさん」をはじめ、「ホワイトさん」や「リーゼントくん」など様々なキャラクターが形成するのんびりマイペースな世界観が女性を中心に支持されている。
一見、接点のない両者だが、『大奥〜永遠〜』の主人公・右衛門佐は、大奥入りする前は貧しさから女に体を売って生業を立てており、その際に社会の隅に這いつくばって生きている自分の姿をみて「わしは、ネズミや……」とつぶやくシーンがある。その「ネズミ」という言葉こそが、カピバラさんとの共通点となったようだ。
今後は、「カピバラさん」とその仲間たちが『大奥〜永遠〜』の登場キャラに扮し、作品を応援。特設コラボサイト(http://tryworks.jp/ohoku/)を立ち上げ、コラボPV、4コマ漫画、キャラクター紹介、グッズ紹介など様々なコラボレーション企画が展開されるほか、「カピバラさん」グッズが販売される店舗でも応援展開がなされる予定になっている。
『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日より全国公開となる。
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