高良健吾、人混みの「ごみ」を「ゴミ」だと勘違いしていた過去明かす

高良健吾
高良健吾
高良健吾
高良健吾(中央左)と沖田修一監督(中央右)

『横道世之介』主演の高良健吾と沖田修一監督が11月2日、映画の舞台のモデルにもなり、主人公の世之介が入学する大学として実際に撮影が行われた法政大学の自主法政祭に登場し、トークイベントを行った。

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本作は1980年代を舞台に、上京したての大学1年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた青春感動作。主人公に高良を抜てきした理由について沖田監督は「長崎から上京する話。高良くんも熊本出身で、九州から上京しているという点で共通している。いつか高良君で主演をと考えていたからチャンスだと思った」と語った。

一方、高良は「九州から上京してきた役だったが、自分が上京してきたときに、渋谷の人混み(人込み)にすごく驚いた。『人混み』という言葉を混雑の方の『混み』ではなく、『ゴミ』だと思っていたので、『俺もゴミの一部なのか』と思ってしまった」と話していた。

また、俳優を目指している人へのアドバイスを求められると「誰がやってもいいんだろうなというのはある。みんな絶対違うから面白いと思う。あまり考え込まず、作り込まずに、飯を食う、風呂をためて気持ちいいと思うとか、空がきれいだとか、普通なことを大事にした方がいい」とコメント。「ただ、今日いる学生の人たちと世代は変わらないし、偉そうなことは言えないのですが、一緒に頑張っていければと思う」と話していた。

『横道世之介』は2013年2月23日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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