中絶肯定派のジェシカ・チャステイン、批判者にも支援の手差しのべ2千ドルを寄付

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映画355

ジェシカ・チャステインが子ども時代の貧困を告白

女性キャスト5人によるアクション映画『355』(2月4日公開予定)を製作、主演も務めるジェシカ・チャステインが自らの生い立ちを振り返りながら、これまで受けてきた支援について語った。

ジェシカ・チャステイン、高額ポーカールーム経営者となった美貌の女性役に

「Sunday Times」紙でチャステインが語ったことによると、彼女の母親は10代で出産し、シングルマザーで子どもたちを育ててきた。4人のきょうだいがいるが、家庭は経済的に苦しく、生活必需品を買うことさえままならい時期もあったという。

「私には反逆的な面がありますが、それは憤りを感じながら育ったからです。食べる物さえもなかったからです。あまり話したことはないのですが、みなさんが想像することとは違っていたんです。みなさんは私について、違う背景を予想していると思いますが」

彼女は「私は家族の中で、17歳の時に妊娠しなかった最初の1人です」と明かし、家族計画連盟(Planned Parenthood)が避妊薬を入手させてくれたおかげで、自分の夢を追いかけることができたと語った。

また、演技に目覚めたとき、支援してくれた人々への感謝を語った。舞台芸術の学校に勤めることで授業料を免除してもらい、演技を学ぶことができたという。
「私の家族にはそんな(金銭的)余裕はなかったんです。私が苦労しているのを見て、助けてくれた人たちがいました。そして、今の私があるのです」

そうした経験から、チャステイン本人も他者、特に女性の支援に熱心に取り組んでいる。

彼女はプロチョイス(妊娠中絶肯定派)だが、SNSでフォロワーから非難された際、「誰もが自分自身の決断を下す権利を持っている」と意見を変えなかった。だが、相手を完全否定するのではなく、尊重もする。その後、彼女は自分を批判したフォロワーが不妊治療のためにクラウドファンディングをしていることを知ると、2000ドル(約23万円)を寄付して、子どもを持ちたいと考えるフォロワーを支援した。

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