詐欺師演じた阿部寛、詐欺撲滅キャンペーンに登場し「不謹慎ですみません」と苦笑い

詐欺師を演じた阿部寛(中央)が「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」に登場!
詐欺師を演じた阿部寛(中央)が「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」に登場!

映画『カラスの親指』で主人公の詐欺師を演じた阿部寛が、11月15日に三菱東京UFJ銀行丸の内本店で行われた「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」に登場。警視庁副総監の高橋清孝や丸の内署長の若松敏弘とともに詐欺撲滅を呼びかけた。

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阿部は、ベテラン詐欺師を演じたことについて聞かれると「こんなときに、不謹慎ですみません」と苦笑い。それでも気を取り直し「今日はアウェーななか、思いっきり宣伝させてもらいます」とコメント。

次いで「先ほどちょっとお話を聞いたら、詐欺は300件とか400件に電話をかけて、そのうち1本が当たればそれで何百万円にもなるそうで」と驚いた様子。これに警視庁副総監の高橋が「会社組織みたいな感じで、マンションや事務室の部屋に10人や20人が陣取って名簿を片手に電話する。ノルマや今月の目標があって、しっかり業務管理もされている」と説明を加えると、阿部は「怖いですね」と感想を述べていた。

最後に阿部は「警察の方には頑張っていただき、金融機関の方には(詐欺に遭遇しそうな)お年寄りがいたら声をかけていただくなどして、いろいろな方法で防いでほしいと思います」と詐欺撲滅を訴えると、「みなさん、本当にダマされないようにしてください。そして、僕の映画にはぜひ、ダマされてください」とアピールし、笑いを誘っていた。

『カラスの親指』は11月23日より全国公開される。

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