この冬の話題作『ホビット 思いがけない冒険』のジャパンプレミアが12月1日に六本木ヒルズアリーナで行われ、来日したピーター・ジャクソン監督と、キャストのマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキスが登場した。
同作は、『ロード・オブ・ザ・リング』の原作者J.R.R.トールキンのもうひとつの傑作「ホビットの冒険」を映画化したもの。『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の中つ国を舞台に、ホビット族のビルボ・バギンズが、ドラゴンの襲来により失われたドワーフ王国の再建をかけた冒険に、ドワーフたちと一緒に旅立つところから始まるストーリー。
この日は寒空の下、熱狂的なファンが埋め尽くすなか、レッドカーペットを練り歩いたジャクソン監督らは、ファンからの要望に応え、サインや握手、ツーショット撮影などに気軽に応じていた。
その後、5人はステージへと登壇。監督は「コンニチハ、ジャパン!」と日本語で挨拶。「世界で一番歓迎が上手い国、それが日本だと思います。何時間も立ったまま、待っていた方もいたと思います。いつも支えてくれてありがとう」と話すと、主人公のビルボを演じたフリーマンも「ハロー、コンニチハ、トウキョウ」と日本語で語りかけた。
一方、『ロード・オブ・ザ・リング』に引き続きゴラム役を演じたサーキスは、開口一番、ゴラムの声で「コンニチハ」と話し会場をヒートアップさせると、「ゴラムの声での挨拶は絶対にやらなくてはと思っていました。日本はファンタスティックで素晴らしいので、また来日することができ本当に嬉しく思います」と話した。
また、全世界で1億人以上の人に読まれているベストセラーの映画化で主人公を演じることにプレッシャーはなかったかと聞かれたフリーマンは「この役を演じる責任はもちろん感じています。どうビルボを演じていくのか、責任は重いと思いますが、監督もクルーもみな素晴らしい人ばかり。だから、安心してこの役を引き受けることができました」と回答。
ドワーフ族の戦士トーリンを演じたアーミティッジは、戦闘シーンの撮影の際に顔をケガし、血が流れてしまったと明かすと、「その様子を見たアンディさんが『これはイケる』というので、そのまま続けました。映画にちゃんとその部分が映っているので、見ていただければ」とアピールした。
『ロード・オブ・ザ・リング』に続き、フロド役で出演をはたしたウッドは「今回、フロドを演じるのは、タイトルにもあるように本当に『思いがけない』チャンスでした。というのも原作にはフロドは、まだ生まれていないため登場していないんです。だから、自分にとって今回の出演は贈り物のような体験です」と話した。
最後にジャクソン監督は「本当にみなさんに楽しんでいただきたいという思いで、この映画を作りました。私たちも映画ファン。映画館に行ったら、ファンタジーの世界に浸りたいと思っています。みなさんにもぜひ、そういう体験をしていただきたいと思います」と語りかけていた。
『ホビット 思いがけない冒険』が12月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。
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