なにわ男子・長尾謙杜、「役が自然と近づいてきてくれました」

『HOMESTAY（ホームステイ）』主要キャスト場面写真公開

森絵都の名作小説『カラフル』を実写映像化したAmazon Original映画『HOMESTAY（ホームステイ）』が2月11日よりAmazon Prime Videoで配信される。このたび、主要キャストの場面写真が公開された。

・なにわ男子・長尾謙杜、一度死んでしまった高校生にホームステイ!?

今回公開されたのは、主人公のシロ／真（長尾謙杜）、謎の管理人（濱田岳）、真の幼馴染・晶（山田杏奈）、憧れの先輩・美月（八木莉可子）、小林家の家族の6枚。

青空の下、爽やかな笑顔を覗かせるのが冒頭に掲げたシロ（長尾）。

死の淵から目覚めたシロは、全く見ず知らずの高校生・小林真の身体に乗り移る。自分が置かれた状況を理解する間もなく、半ば強制的に “真が死んだ本当の原因を100日以内に突き止めなければ死”という究極のクイズを課される。

陽気で明るい性格のシロは、繊細で内気な真になりすますことに戸惑いながらも、周囲の人に別人だとバレないよう少しずつ真の死に隠された真相に近づいく。

映画初主演ながら、難しい役柄に挑戦した長尾は、次のように語った。

「シロは自分自身、そして真のことは大親友のような存在だと思って演じました。そうすることで真が傷つけられると本当に腹が立つし悲しみを感じるようになり、役を演じようとするのではなく、自然と役が近づいてきてくれました」

制限時間を告げる砂時計を片手に怪しい笑みを浮かべるのが、管理人（濱田）。シロの前に突然現れ、正解したら転生、不正解なら即死という究極のクイズを、あっけらかんと告げる。謎の管理人は、今回公開された看護師だけでなく、学校の先生やストリートミュージシャン、小さな女の子など、様々な人物に姿を変え、シロの前に現れる。血も涙もない冷徹な部分を見せながらも、行き詰ったシロにたびたびヒントをくれるなど、真相を解き明かすために必要不可欠な存在となっている。

一人物憂げな表情を見せるのが、真の幼馴染の晶（山田）。真に対していつもそっけない態度をとりながらも、実は真のことを気にかけており、家族すら気付かないような真の変化に唯一気が付いている。途中で正体がバレたらクイズ終了となってしまうシロにとっては気を付けなければいけない相手だが、幼いころから真を知る晶は、シロが本当の真の姿を知るためには欠かせない存在でもある。

橋の上で電話をしながら笑顔を見せるのは、真の学校の先輩・美月（八木）。内気な真にも分け隔てなく接する美月に、真は密かに憧れを抱いている。明るくて友だちも多い、まさに学校の人気者である美月は、真の高校生活の中における希望の光のような存在。しかし、真の死に隠された真相を握る重要な人物でもあり、美月との関わりを通して真が知りえなかった大切なことに気付くこととなる。

そして、ひと際何か思いつめた表情を見せるのが、シロが乗り移った真の家族。

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仕事が忙しく、なかなか家族との時間がとれない父・治と、小林家を一人で切り盛りする母・早苗、そして兄の満の3人は、真が元気に学校に通うようになったことに安堵しつつも、どこかぎこちない態度をとる。シロは少しずつ膨らむ疑念を胸に秘めながら、やがて真の部屋で“真の記憶の断片”と思しき重要な発見をすることに……。

人の思いや絆の大切さに気づかせるヒューマンミステリー

本作品は、一度死んでしまった高校生・小林真の身体に乗り移る（ホームステイする）ことになった魂・シロが、100日間という期限の中で真の“死の真相”を探ってゆくミステリー。感受性豊かな高校生の心の旅路をユニークな視点で描き、普段気付くことのできない人の思いや絆の大切さを綴る。

管理人と名乗る謎の人物に選ばれた魂・シロは同時期に死んだ高校生・小林真の身体にホームステイし、管理人に課された転生の条件に挑むことになる。条件とは、「小林真が死んだ原因を突き止める」というもの。100日間のリミットの中で、ちょっと違和感のある家族との時間、優しい幼馴染や学校での憧れの先輩との日々など、束の間の真として過ごすシロ。だがその死の真相には、小さな光と大きな闇が交錯していた──。

Amazon Original映画『HOMESTAY（ホームステイ）』は、2月11日よりAmazon Prime Videoで配信される。