【アジアンビューティー】元ヘアメイクの美容ライターが、気になる次世代トレンドスポット“アジア”のファッションリーダーを独断でピックアップ! メイクやファッションについて解説します。
今回は、ベトナムでビューティー系インフルエンサーとして高い知名度を誇るクイン・アイン・シーンをピックアップ。韓国のコスメブランド「Loulou」とのコラボレーションアイテムを発表したりYouTubeで多数のメイク動画を発信したりと、幅広く活躍中!
・【アジアンビューティー】GCDS×ONE PIECEのコラボウェアも着こなすマオ・シャオシン
THE NORTH FACE×GUCCIのコラボルックで屋外へ繰り出そう
2020年、2021年とリリースされて話題になったGUCCIとTHE NORTH FACEのコラボレーション。トップ画像は、2021年にリリースされたアイテムで全身をコーディネートしたショット。GUCCIのアイコニックなGGジャガードキャンバスにノースフェイスのロゴがあしらわれ、鮮やかなオレンジの差し色がアウトドアらしいカジュアルな雰囲気を醸し出しています。アウター、ボディポーチ、トレッキングブーツ、スエットなど様々なアイテムが展開され人気を博しました。彼女はかなりのGUCCIラバーらしく、インスタにはGUCCIのルックが頻繁に登場します。
テディ・ボーイと50’sへトリップ
開襟シャツ×ダボっとしたスーツにリーゼント風ヘアスタイル。50’sの雰囲気が満載のテッズ風ファッションでキメた男性と共に、自身もピンカールのクラシカルなヘアスタイルで。彼のファッションは、1950年代「Teddy Boys(テディボーイズ)」ー通称Teds(テッズ)ーと呼ばれたロンドンの不良少年たちのスタイルがベース。リアルタイムのロンドンのテッズたちは、エドワード7世が好んだ「エディトリアンルック」と呼ばれる細身のロングジャケットを愛用していましたが、このテッズファッションが海を渡ってアメリカ生まれのロカビリーと融合すると、ジャケットのサイズ感が若干ゆったりになった印象があります。テッズもピンカールも共に50年代に流行したスタイル。ヴィンテージルックでコーディネートした、お洒落カップルのクールな1枚です。
・クラシカルな50’sスタイル、全身がわかるショットはこちら
ピンクのネオウルフヘアにカールで甘さをプラス
1周回って再びトレンドに浮上し、今時にアップデートされたウルフカット「ネオウルフ」は、まだまだ旬真っただ中。ネオウルフは、過去のスタイルより襟足を厚めに残すのが特徴。どちらかというとエッジが利いたクールな印象のスタイルですが、ベビーピンクにカラーリングした髪ではグンとフェミニン度がアップ。さらにこのショットでは、太めのアイロンで巻いてラフなソフトカールをプラス。ネオウルフが見事にガーリーな雰囲気に昇華しています。髪色に合わせてアイカラーとリップもピンク系で統一し、全体的にソフトな印象でコーディネート。
シーンのインスタは、もはやアートワークと呼ぶべききちんと作り込まれた写真が大半。何らかのコンセプトに基づき、入念にコーディネートされたルックにプロのヘアメイクやカメラマンの手が加わって作り上げられた作品が目白押しです。まるでファッション雑誌のようで見ごたえがあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。(文:羽野ハノン/ライター)
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