映画『グッモーエビアン!』が12月15日に公開となり、テアトル新宿で行われた初日舞台挨拶に麻生久美子、大泉洋、三吉彩花、山本透監督が登壇した。
本作は、元パンクバンドのギタリストで17歳で母親になったアキ(麻生)と、その娘で中学3年生のハツキ(三吉)、自分が父親でないにも関わらず15年前にハツキを身ごもったアキにプロポーズしたヤグ(大泉)の3人が織りなす、ちょっと変わった家族の形を描いた作品。
完成作を見た感想を聞かれた麻生は、企画段階から映画の完成までに数年かかったことを振り返りつつ「すごく家族の話をやりたいと思っていたので、ずっとこの映画の撮影を待っていたんです。ようやくクランクインになったので、それが嬉しかった」とコメント。大泉は「脚本を読んだときにジワーと涙が出て、できあがったときに同じところでまた涙が出ました」と話した。
三吉は「大泉さんと麻生さんと共演するということでプレッシャーが大きかった」と振り返ると、演じたハツキ役については「撮影当時、私も(ハツキと同じ)中学校3年生でリアルな反抗期だったので、役作りをするというよりも自然体で演技に入り込めました」と語った。
また、印象に残っているシーンとして大泉は三吉をビンタするシーンを挙げると「僕は心が痛かった」と述懐。と、隣に立っていた三吉が「(心でなくて本当に)痛かったですよ」と割り込み、「リアル涙でした」と続け、場内爆笑。
そのシーンは1回でOK出なかったそうで、三吉は「1回目はアゴをかすったくらいでそんなに痛くなく、ハツキのままでいられたんですけど、もう1テイク撮影したときに、もろにパシンとぶたれて。カットがかかった後も痛すぎて涙がボロボロとこぼれちゃって、大泉さんが『ごめんね、大丈夫?』と言ってくださったのに、『大丈夫です』って答えながら、もう泣いちゃって」と話した。
そんな三吉から、この日はクリスマスが近いということで大泉、麻生、監督の3人へ手紙のプレゼントが。1人ひとりに手紙を読み上げると三吉は「家で自分で作ってきた」というクッキーと一緒に手渡し。「普通はクッキーって2時間くらいで作れるんですけど、私はあまりお菓子を作ったことがないので4時間くらいかかりました」と明かすと、大泉は「それで手紙も書いてだろ。これは時間がかかるよ。僕がやらされていたら、メッチャ切れてましたね」とコメント。
さらに大泉はクッキーを取り出すと「俺のには『ラブ』って書いてある。俺だけだろ」と嬉しそう。だが、三吉が即座に「違います」と否定、「そんなわけ、ないじゃないですか」とバッサリ切り捨てると、場内からは大きな拍手が巻き起こっていた。
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