全米で記録的ヒットの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、日本でも34.3億円ヒット
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『コンフィデンスマンJP 英雄編』も17億円ヒット
【映画興収レポート/22年1月】1月公開作の1位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で34.3億円。17年『スパイダーマン:ホームカミング』28億円、19年『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』30.6億円を上回った。21年の洋画ナンバーワンヒット『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』36.7億円に迫っている。
・日米で大ヒット中の『スパイダーマン』、歴代シリーズを数字で振り返る!
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、IMAX版、4D版、DOLBYCINEMA版でも上映。上映スクリーン数を最大限確保するために、競合作品の多い全米との同時公開(21年12月17日)を避け、1月7日に公開日をずらした配給戦略が奏功。また全米で記録的な大ヒットとなっている評判が口コミで広がったようだ。ちなみに、アメリカでは1月30日時点で興収7億3590万ドル。歴代4位『ブラックパンサー』を超え、3位『アバター』7億6050万ドルに迫っている。
2位は『コンフィデンスマンJP 英雄編』で公開後17日間で17億円をあげている。1作目が17日間で約18億円、2作目『プリンセス編』が18日間で約20億円だったので、やや下回るペースだ。製作元フジテレビでは特別番組『コンフィデンスマンJP学園 英雄編』を放送したり、2作目を公開日翌日の1月15日の土曜プレミアムで放送してPRに務めた。1月23日には大ヒット御礼舞台挨拶を実施し、全国で同時に生中継された。
3位は『ハウス・オブ・グッチ』で3.7億円。上位2作品とは興収がグッと離れている。
なお、『劇場版 呪術廻戦 0』は1月30日時点で98.4億円、『99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE』は25.6億円に達している。『呪術廻戦 0』は1月22日から入場者プレゼント第2弾としてMAPPA描きおろし“純愛”ビジュアルボード(乙骨憂太)を配布。2月5日からプレゼント第3弾、19日から第4弾を配布する。さらに2月5日からは4D版、DOLBYCINEMA版でも上映される。興収は100億円を超えてさらに伸びそうだ。(文:相良智弘/フリーライター)
[2022年1月公開作ランキング]
1位『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』34.3億円
2位『コンフィデンスマンJP 英雄編』17億円
3位『ハウス・オブ・グッチ』3.7億円
(1月30日時点。ムビコレ調べ)
1位『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』34.3億円
2位『コンフィデンスマンJP 英雄編』17億円
3位『ハウス・オブ・グッチ』3.7億円
(1月30日時点。ムビコレ調べ)
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