2世うたわぬ『DCU』の才女・趣里、“自分を大きく見せようとすぐ嘘をつく女性“を演じ「一歩間違えてしまうと…」

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ホリック
(C)2022 映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

4・29公開、蜷川実花監督『ホリック xxxHOLiC』に登場

創作集団・CLAMPによる累計1400万部突破の大ヒットコミックを映画化した『ホリック xxxHOLiC』が4月29日に公開される。このたび、柴咲コウ演じる壱原侑子が経営する【ミセ】(店)を訪れる女性客のひとりが、現在放送中のドラマ『DCU』でサイバー班の才女を演じる趣里であることがわかった。

・趣里、主演作への共感の声を受け「頑張って生きていてよかった」

趣里が演じるのは、知らず知らずのうちにアヤカシに取り憑かれてしまい、図らずも【ミセ】(店)の女主人である侑子の元を訪れる美咲。対価を払えば願いを叶えてくれる【ミセ】に彼女が訪れることになった理由とは? そしてなぜ彼女はアヤカシに取り憑かれてしまったのか??

趣里「実花さんの作品が好きで、ずっと憧れていた」

趣里は、1990年9月21日生まれ、東京都出身。水谷豊と伊藤蘭の娘で、11年に『3年B組金八先生ファイナル〜「最後の贈る言葉」4時間SP』で女優デビュー以降、TV、映画、舞台等で活躍を続け、18 年に主演した『生きてるだけで、愛。』で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞した。

趣里は今回自身が演じたキャラクター・美咲を「自分を大きく見せようとすぐ嘘をついてしまう女性」と分析し、他人事とは思えないと明かす。

「彼女には、取り憑かれてしまう時にアヤカシが見えて別世界のことのように思うと同時に、一歩間違えてしまうと普段の私たちもそうなりかねないという危うさを感じました」

また、蜷川実花監督との撮影を振り返り、「遠い世界のようで身近にも感じられる実花さんの作品が好きで、ずっと憧れていたので THE 蜷川組を体験できたことはすごく嬉しかったです!」と喜びを語った。

なお、冒頭に掲げた趣里が扮する美咲のキャラクター写真は、蜷川監督自ら撮りおろした。

不思議なミセの女主人が引き換えに出した条件とは…

人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日君尋(わたぬききみひろ、神木隆之介)。その能力を消し去り、普通の生活を送りたいと願う彼は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。

「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」──妖しく美しい【ミセ】の女主人・壱原侑子(いちはらゆうこ、柴咲コウ)は、その願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁く。

四月一日は、侑子のもとで暮らし【ミセ】を手伝うように。やがて同級生の百目鬼静(どうめきしずか、松村北斗)や九軒ひまわり(くのぎひまわり、玉城ティナ)とも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく──。

『ホリック xxxHOLiC』は4月29日に公開される。